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【今日は何の日?】5月30日=東京・青梅市庁舎のツバメが災難(1971年) / 雑学ネタ帳

《画像はイメージです》
52年前の1971(昭和46)年。東京・青梅市の市庁舎の軒先に巣を作り、名物となっていたツバメ一族の巣が払い落とされ、巣立つ直前のヒナ約60羽が全滅するという悲劇が起きました。
この日は日曜日。悲劇は市庁舎に窓ガラスの清掃に訪れていた出入りの業者によって起こされました。午前11時30分頃、作業を開始した作業員がごく当たり前のように、長い棒でツバメの巣を叩き落とし、次々と地面に落下したツバメの巣はバラバラに破壊。そして巣にいた約60羽のヒナが死んだのでした。
あわてて日直の職員が駆けつけた時には、すでに後の祭り。作業員たちは「ガラスを拭いていると(ツバメの)フンで服が汚されるから」とケロリとした顔...。市民から愛されていたツバメの巣は、市庁舎の名物となっていましたが、業者にとっては単なる作業の邪魔物だった模様です。
青梅市では死んでしまったヒナたちを埋葬するとともに、5月31日に業者を呼んで、改めて抗議しました。またこの朝も、巣を失ったツバメ一族は、前日まで巣のあった場所に飛んできては、何やら悲しそうな鳴き声をあげていたそうです。
参照 : 昭和46年05月31日付の読売新聞夕刊
文 / 高木圭介
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介護のみらいラボ編集部コメント
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