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【今日は何の日?】5月31日=青大将が東海道新幹線をストップさせる(1974年) / 雑学ネタ帳

《画像はイメージです》
49年前の1974(昭和49)年。青大将が東海道新幹線をストップさせてしまうという珍しい事故が起きました。青大将といっても俳優の田中邦衛さんが新幹線を止めたわけではなく、正真正銘のヘビ。あの青大将です。
午後6時40分頃、豊橋~浜松間を走行中だった上りの「こだま170号」が愛知県と静岡県の県境付近にて突如ストップ。ただちに新幹線は上下線ともに不通となりました。
豊橋電気支所で原因を調査したところ、静岡県浜名郡舞阪町(現・浜松市西区)にあるトランスのガイシ(碍子=電気を絶縁し電線を支えるための器具)に、長さ1メートルほどの青大将がからみついており、青大将はすでに焼け死んでいました。
問題のトランスは新幹線沿線に3キロ間隔で設置されており、どれも高さ2メートルほどの金網で囲まれていますが、青大将は金網をすり抜けてトランスに侵入し、ガイシにからみついてしまった模様です。
豊橋電気支所によりますと、新幹線の送電線に鳥などが激突し、高電圧によってハネ飛ばされ感電死する事故はよくありますが、ヘビが巻きついたことでショートし、列車がストップしてしまう事故は、これが初めてのケースだったそうです。
新幹線は午後7時50分に運転を再開。しかし、この前代未聞のハプニングによって、「ひかり」と「こだま」は上下線で15本に遅れが出て、新幹線のダイヤは大いに乱れたのでした。
参照 : 昭和49年6月1日付の読売新聞朝刊
文 / 高木圭介
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