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【今日は何の日?】6月20日=ハイライト(たばこ)が新発売(1960年) / 雑学ネタ帳

《画像はイメージです》
63年前の1960(昭和35)年。のちに1960~70年代を代表する国産たばことなった「ハイライト(hi-lite)が、この日より日本専売公社より発売されました。
1箱に20本入りで70円(現在は520円)。新聞広告に「ふつうのたばこより10%長いロングサイズ」「たばこの味をかるくするフィルター付」と記されている通り、それまで国産たばこの主流だった「しんせい」「いこい」などと違い、はじめからフィルターが装着されており、サイズも日本初の80ミリを実現。香料にはラム酒フレーバーが使われ、パッケージはフィルム包装されるなど、まさに「新時代のたばこ」を感じさせるものでした。
発売されるや瞬く間に人気銘柄となり、1960~70年代を代表する国産大衆向けたばことなりました。
コバルトブルー地に「hi-lite」と白文字で記されたパッケージデザインを手がけたのは、のちに週刊文春の表紙イラストなどでおなじみとなる和田誠さん(2019年に83歳で死去)でした。レミパンでおなじみの平野レミさんの旦那さんです。
今も変わらぬこのパッケージが後世に与えた影響は大きく、「会議=会議室でたばこを吸いながら」が定番だった当時、64(昭和39)年10月の開通に向けて、東海道新幹線の車両(0系)カラーを決定する際、会議中にハイライトのパッケージを眺めつつとなり白地に青ラインになったとか、同じ理由で営団地下鉄(現・東京メトロ)東西線のカラーが青色になったなんて話が言い伝えられています。
参照 : 昭和35年6月に各紙に掲載された新聞広告
文 / 高木圭介
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介護のみらいラボ編集部コメント
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