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【今日は何の日?】7月18日=ドラマ「あこがれ共同隊」劇中で西城秀樹が死ぬ(1975年)/ 雑学ネタ帳

《画像はイメージです》
48年前の1975(昭和50)年。毎週金曜夜8時放送の人気ドラマ『あこがれ共同隊』(TBS)の第7話で、準主人公の西城秀樹さんが急死するシーンが放送され、女性ファンに大きなショックを与えました。
当時の金曜夜8時といえば、日本テレビで『太陽にほえろ!』(この時期は勝野洋さん演じるテキサス刑事が活躍)、NETテレビ(現・テレビ朝日)でアントニオ猪木さんを中心とするプロレス中継など視聴率戦争の激戦区でした。
TBSは当時のトップアイドルである郷ひろみさん、西城秀樹さん、桜田淳子さんを主人公にこのドラマを企画。第1話には山口百恵さんもゲスト出演するなど、超豪華キャストで金曜夜8時戦争に参戦。この頃、若者とファッションの街として注目を集め始めていた原宿や表参道あたりを舞台とし、山田パンダさん(元・かぐや姫)が「♪表参道、原宿は~」と歌う主題歌『風の街』も大ヒットしました。
人気アイドル勢揃いということで、最も困難だったのはスケジュール調整。西城さんは歌のスケジュールが詰まっており、第7話をもって降板することになったのです。
西城さんの役柄は亡き父の遺志を受け継ぎ、マラソンに青春を賭ける青年。母親役は黒柳徹子さんでした。不治の病で死期を悟った西城さんは、ランニング姿で病院を脱け出し、思い出の神宮外苑を走るうちに絵画館前で力尽き、絵画館前の池の中へと倒れて命を落とす......と、かなり強引な死に方でした。
西城さん自身による「どうせ死ぬんなら、ドロドロに汚れて~」という提案を受けて、こんなシーンが用意されたそうですが、実際に早朝、絵画館前の池に立った西城さんは、ゴミや空き缶が浮かぶ池の汚れ具合、アメンボがスイスイと泳いでいる姿を目にすると「うへ~っ」と絶句...。いざ覚悟を決めてドボンと池に飛び込み、無事に撮影を終えたそうです。
言い出しっぺにしてランニング姿の西城さんはともかく、直後に洋服姿のまま同じく池に飛び込み、西城さんを抱きかかえた恋人役の桜田淳子さんこそ、「ヒデキを死なせないで!」と絶叫するギャラリーの女性ファンからの厳しい視線もあいまりつつ、とんだ災難だったことでしょう。
参照 : 昭和50年7月13日、7月18日の読売新聞朝刊
文 / 高木圭介
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