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【今日は何の日?】7月21日=読売ジャイアンツ投手陣がビーンボール特訓?(1971年)/ 雑学ネタ帳

《画像はイメージです》
52年前の1971(昭和46)年。プロ野球、読売ジャイアンツのV9達成時代(1965~73年)の真っ只中、多摩川グラウンド(東京都大田区)にて投手陣6名が、なんと打者の頭部へとボールを命中させる"ビーンボール特訓"を行いました。
当時も今も「紳士たれ~」をモットーとする巨人軍でいったい何が??? とも思ってしまいますが、実はコレ、東京大学医学部脳神経外科の平川公義講師の指揮による野球用ヘルメットの強度を測定するための実験でした。
打席に特殊な測定機械を設置したヘルメットを被った人形を座らせ、その頭部をめがけてプロの投手陣が次々に試合さながらの剛速球をぶつけていくというものです。
実験に参加したのは城之内邦雄、倉田誠、菅原勝矢、高橋一三、関本四十四、小坂敏彦の6投手。普段とは正反対に、あえて打者の頭部めがけて投げるという行為には違和感があった様子で、菅原投手が5球目にして直撃させ、城之内投手は8球目、倉田投手は22球目にして、ようやくヘルメットにボールを直撃させた次第。プロ投手のコントロールにしては、かなり不安定とも言えますね。
もはやヘルメットの強度よりも、巨人軍投手陣のコントロールの良しあしを計測するような実験となってしまいましたが、6人の投手陣は皆一様に「やはり人形とわかっていても、いい気分じゃない」と口を揃えていたそうです。
参照 : 昭和46年7月22日付の読売新聞朝刊
文 / 高木圭介
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