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【今日は何の日?】8月7日=世界初!人間とコンピューターがオセロ対決(1977年)/ 雑学ネタ帳

《画像はイメージです》
46年前の1977(昭和52)年。東京・帝国ホテルにて開催された「第五回 全日本オセロ選手権大会」(日本オセロ連盟主催)にて、世界初となる人間vsコンピューターのオセロゲーム対決が行われました。
コンピューター代表は電電公社(現・NTT)技術局の室谷正芳調査役が、同公社の大型コンピューターに「10の60乗の"手"を記憶した」というソフトウェアを組み込んだもの。対する人間代表は日本オセロ連盟の長谷川会長や、前年の同大会男子2位の強豪らが選ばれました。
対戦前にコンピューターの勝利を予想した人は2割前後。ところが終わってみればコンピューターは強豪をバッタバッタと破り、20勝8敗と人間に圧勝!
ところが余興として実験的に対戦した小・中学生にはコロコロと負け続けてしまうという不思議な現象が起きます。どうやら小・中学生選手の自由奔放な戦術をコンピューターが読み取れなかった模様です。
コンピューター棋士の自己診断によりますと「ボクハ、序、終盤ニハ強イガ、変化ノ多イ中盤ニ、思ワヌ奇手ガ打タレルト、対応デキナカッタ」とのこと。
AIの進化が急速化する現在、自由奔放な奇手を用いて、人間はコンピューターに勝てるのでしょうか?
参照 : 昭和52年8月9日付の毎日新聞朝刊
文 / 高木圭介
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介護のみらいラボ編集部コメント
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