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【今日は何の日?】1月10日=渋谷駅前で都電が脱線~暴走(1968年)/ 雑学ネタ帳
《画像はイメージです》
56年前の1968(昭和43)年。午前7時10分ごろ、警視庁渋谷警察署前の交差点(東京都渋谷区渋谷3丁目)近くで、東京都交通局青山営業所の都電回送車が脱線。そのまま青山玉川通りを約60m暴走し、交差点内にある首都高速3号線のコンクリート製橋脚に衝突し、ようやくストップしました。
暴走都電が衝突した橋脚の前は人通りの多い横断歩道。しかし赤信号だったため歩行者はおらず、早朝のため交通量も少なかったたため、不幸中の幸いにして二次的な被害者は出ず、運転手と車掌が頭と足に約2週間のケガを負ったのみに留まりました。
目の前で事故が起きた渋谷署の調べによりますと、この都電は都電の青山車庫(現在、国連大学や都民の城が建つ敷地)から渋谷駅東口へと向かう回送中、同交差点近くの宮益坂を下っていたところ突如、エアブレーキが利かなくなり、時速40kmのスピードでカーブに差し掛かり、曲がり切れずに脱線したものです。
運転手は「出発前にエアブレーキを調べたが、異常はなかった」と証言。この事故により、渋谷駅周辺の都電は約10分間にわたってストップしました。
参照 : 昭和43年1月10日付の毎日新聞夕刊
文 / 高木圭介
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介護のみらいラボ編集部コメント
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