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【今日は何の日?】1月14日=東京湾にターボジェット快速消防艇「はやぶさ」がお目見え(1964年)/ 雑学ネタ帳

《画像はイメージです》
ちょうど60年前の1964(昭和39)年。東京オリンピックの開幕を約10か月後に控え、東京湾内における船火事を防ぐため、東京消防庁が最新鋭のターボジェット式消防艇「はやぶさ」を水上消防署に配置しました。
あまり知られていませんが、41(昭和16)年に東京港が国際貿易港に指定されて以降、東京湾は世界でも屈指の海上交通過密地域となっていました。この時期、東京の交通戦争は地上の道路だけでなく、海の上でも問題視されていたのです。
約1,000万円の費用を投入して建造された「はやぶさ」は長さ8m、幅2.5m。船体の外面は合成樹脂加工。8人乗りで時速80km(巡航速度は50km)というハイスピードがご自慢の船でした。
ポンプ噴流の推力で走行するため、普通の船のようにスクリューはなく、喫水は浅く、そのため湾内の浮遊物や網などに走行を邪魔される心配もありません。そのうえ、2基のターボジェットが消防車の約8台分にあたる水を放水でき、さらに備え付けのアクアラングで人命救助も可能という当時の最新鋭スーパーマシンでした。
参照 : 昭和39年1月15日付の読売新聞朝刊
文 / 高木圭介
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介護のみらいラボ編集部コメント
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