#SBS#ハプニング#ポルノビデオ#今日は何の日?#懲戒解雇#昭和55年(1980年)の出来事#東海電波監理局#深夜のハプニング#自宅謹慎#静岡市#静岡放送#静岡県警
【今日は何の日?】2月10日=放送終了後の静岡放送に、まさかのポルノ映像(1980年)/ 雑学ネタ帳

《画像はイメージです》
44年前の1980(昭和55)年。静岡放送(SBS=静岡市)にて深夜未明、数分間にわたってポルノビデオの映像が放送されてしまうというハプニングが起きました。
事件は2月9日分の全放送が終了し40~50分が過ぎた2月10日の深夜2時ごろのこと。同社の夜勤局員らが仮眠についた後、運行部の男性職員が起き出して、機械室へと入り、こっそりと手持ちのポルノビデオを鑑賞しようと、モニターテレビにセットしたのでした。
ところが機械の操作を誤ってしまい、一人でムフフと楽しむはずのポルノビデオの映像が電波に乗って、まさかまさかで静岡県下の全域に放送されてしまったのです。時間こそ、ほんの数分間でしたが、かなりの濃厚シーンがオンエアされていたとか......。
たまたま目にした視聴者からの問い合わせによって、深夜のポルノ放送を知った同局の幹部は当然ながら大慌て。当の職員を問い詰めたところ、あっさり事実を認めましたが、問題のビデオテープは本人が処分してしまったとあり行方不明に。
事件発覚後、その職員は自宅謹慎期間を経て懲戒解雇処分に。社長以下、役員、直属の上司ら10人前後にも、それぞれ停職、減俸処分が下されたそうです。
ついつい笑ってしまう、スケベ心が巻き起こしたポルノ騒動でしたが、静岡県警防犯課では事実関係の調査を始め、東海電波監理局でも「電波は公共のもの」として厳しく事情聴取を行うなど、決して笑い話では済まなかったようです。
参照 : 昭和55年2月29日付の読売新聞朝刊
文 / 高木圭介
SNSシェア
介護のみらいラボ編集部コメント
高齢者や同僚との話題が浮かばないときにすぐ使える、ウケる、会話が自然と広がる、雑学ネタや豆知識が盛りだくさん!コミュニケーションの活性化にお役立てください。