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【今日は何の日?】3月10日=神戸の新たなシンボル「錨の電飾」が点灯(1981年)/ 雑学ネタ帳

《画像はイメージです》
43年前の1981(昭和56)年。神戸市の六甲山系・錨山(いかりやま=標高269m)に神戸市が建設していた風力発電用の風車と太陽電池が完成。大自然のエネルギーによって灯された500個もの電球が描く、大きな錨のマークが神戸の夜空に浮かび上がりました。
東隣にある市章山(ししょうざん=標高275m)にある神戸市章をかたどった電飾は神戸開港100周年を記念して67(昭和42)年より夜間点灯していましたが、今度は3月20日に開幕する「神戸ポートアイランド博覧会(ポートピア'81)に合わせて、錨マークの電飾も設置することを決定。錨山の頂上付近に直径8mの弓形の羽根2枚が回るダリウス型発電装置が建設されたのです。
風車は吹き上げる海風を受けて、1分間に110回転。太陽電池と合わせて1日平均で11キロワットを発電。神戸市では当時、風車と太陽電池、錨マークの電飾を「省エネ」のシンボルとすべく意気込んでいたそうです。
錨の電飾は夜間に神戸を訪れた人ならば、誰もが目にするランドマークとなりました。2003(平成15)年からは、神戸市にとって特別な日になるとブルーに光り輝く仕様へと改修されています。
参照 : 昭和56年3月11日付の読売新聞朝刊
文 / 高木圭介
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介護のみらいラボ編集部コメント
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