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【今日は何の日?】6月26日=「猪木 vs アリ」で77歳男性が死亡・那覇(1976年)/ 雑学ネタ帳

《画像はイメージです》
48年前の1976(昭和51)年。午後1時40分ごろ、沖縄・那覇市安謝に住む無職男性(77歳)が自宅居間のテレビで、プロレスラーのアントニオ猪木選手(当時33歳)とプロボクシングの現役世界ヘビー級王者だったモハメド・アリ選手(当時34歳)による「格闘技世界一決定戦」(日本武道館)を観戦中に倒れ、死亡するという事故が起きました。
男性は第1ラウンドが始まってすぐ、興奮のあまり卒倒。救急車で近くの病院へと搬送されましたがすでに死亡。心臓麻痺でした。
那覇署の調べによりますと、男性はプロレスやボクシングの大ファンで、いつも興奮してはテレビ中継を楽しんでいましたが、心臓が弱いため、これまでにも4回、発作で倒れたことがあったそうです。
そのため、奥さん(76歳)からは、プロレスやボクシング中継を見ることを固く禁じられていましたが、この日の昼間はたまたま奥さんが外出していたため、これ幸いにと"世紀の一戦"として世界中の注目が集まっていた「猪木vsアリ」をテレビ観戦していたところ、悲劇が起きてしまった模様です。
通常、当時のプロレスやボクシングは夜のゴールデンタイム、あるいは深夜帯に中継されることが多かったものですが、全世界の注目を集めた「猪木vsアリ」は、全米170か所、カナダで15か所、英国で6か所のクローズドサーキット(劇場での有料中継)されていたため、試合開始のゴングも、米ニューヨークの午後8時に合わせて、日本時間の正午前にゴングが鳴らされるという異例の興行でした。
この日は土曜日。NETテレビ(現・テレビ朝日)にて放送された日本国内のテレビ中継も、昼1時から2時50分までが、約1時間遅れのディレイ中継として行われ、夜7時30分から9時21分までが録画中継と、2度にわたって行われました。
参照 : 昭和51年6月27日付の朝日新聞朝刊
文 / 高木圭介
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介護のみらいラボ編集部コメント
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