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ニュース 今日は何の日?雑学 2024/07/21

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【今日は何の日?】7月21日=お相撲さんと芸能人が野球対決・名古屋(1969年)/ 雑学ネタ帳

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 《画像はイメージです》

介護のみらいラボ編集部コメント

高齢者や同僚との話題が浮かばないときにすぐ使える、ウケる、会話が自然と広がる、雑学ネタや豆知識が盛りだくさん!コミュニケーションの活性化にお役立てください。

55年前の1969(昭和44)年。この日は全国...いや全世界の目が、アポロ11号の月面における活動、月からのテレビ中継に注目していました。 

そんな中、午後6時から愛知県名古屋市の中日球場にて、現役の大相撲力士たちと人気芸能人らが野球で対決するというイベントが開催されました。これは全国15都市の綿業振興会が中心となり企画されたチャリティイベントだったのです。

大相撲チームは前日(7月20日)に大相撲の名古屋場所(愛知県体育館)を終えたばかりの現役力士総勢24人。横綱の大鵬を選手兼監督に、名古屋場所で初優勝した大関・清国、準優勝の藤ノ川らがズラリ。

対する芸能人チームは白木みのるさんを総監督に、歌手の灰田勝彦さん、俳優の津川雅彦さん、プロボクサーの海老原博幸選手(当時・WBA世界フライ級王者)、漫才師のコロムビア・トップさんら13人。

両チームの監督が向かい合った際の体格差だけでも、アポロ11号そっちのけで中日球場に駆けつけた3万人近いお客さんを湧かせてしまいます。

杉戸清・名古屋市長による始球式とともにプレイボール。大鵬がバッターボックスに入ると、大きなお腹がプレート上に突き出てしまうため、海老原投手がストライクを投げるにも悪戦苦闘してしまうなど珍プレーが続出しました。

試合は14対8で芸能人チームが逆転勝利。入場者から募った「十円基金」は、全額そっくり福祉施設に贈られたそうです。

 参照 : 昭和44年7月22日付の読売新聞朝刊

          文 / 高木圭介

       


 

 

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高木圭介(Keisuke Takagi)

フリーライター

1969年、神奈川県川崎市出身。学生時代はレスリング選手として活躍。93年に東京スポーツ新聞社に入社しプロレスや格闘技を中心に取材。社会、レジャー担当記者、デスクを経て2014年9月に退社。現在はフリーライター兼コラムニストとして活動中。主な著書は『ラテ欄で見る昭和』(マイウェイ出版)、『新日本プロレス50年物語 第2巻 平成繁栄期編』(ベースボール・マガジン社)など。

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