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【今日は何の日?】8月18日=特急電車にしがみついていた小学4年生を保護・浦和駅(1983年)/ 雑学ネタ帳
《画像はイメージです》
41年前の1983(昭和58)年。午後4時7分ごろ、国鉄(現・JR東日本)東北本線の大宮駅を発車した金沢発上野行きの特急白山52号の8~9号車間の連結器に、男の子がホームから飛び乗ったのを同駅員が見つけ、直ちに進行先の浦和駅などに通報しました。
大宮駅の3つ先(当時)となる浦和駅は特急の停車駅ではありませんでしたが、場内信号を「停車」にして臨時停車。連結器外側の鉄製はしごにしがみついていた男の子を救出しました。そして大宮発車から約5分後には男の子は車内へと戻り、午後4時34分に上野駅に到着。出迎えに来ていた母親(39歳)へと無事、引き渡されました。
上野鉄道公安室の調べによると、男の子は世田谷区在住の小学4年生(9歳)。夏休みを利用して小学5年生のお姉さん(11歳)とともに田舎に遊びに行った帰り道でした。午後1時39分に長野県の上田駅から特急電車に乗りましたが、男の子は大宮駅で漫画の本を買おうとホームに降りたところ、電車のドアが閉まってしまい、あわてて連結器に飛び乗ったのだとか...。
白山52号は大宮駅を発車後、時速60~70kmで走行しており、国鉄では「無賃乗車の客が検札を逃れて、連結の外側につかまるケースはたまにあるが、走行中に振り落とされる危険が大きい。こんな子どもがブラ下がって無事だったという話は聞いたことがない」と驚いていたそうです。
参照 : 昭和58年8月19日付の読売新聞朝刊
文 / 高木圭介
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介護のみらいラボ編集部コメント
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