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【今日は何の日?】11月1日=全国初!エスカレーター式の歩道橋がお目見え・新宿(1974年)/ 雑学ネタ帳

《画像はイメージです》
ちょうど半世紀前の1974(昭和49)年。今では珍しくもありませんが、この日にエスカレーター式の歩道橋が新宿駅東口のガード脇にお目見えし、運転をスタートしました。これは全国でも初めてという大変珍しいものだったのです。
このエスカレーター式歩道橋は、建設中だった西武新宿駅の駅ビル(地上25階、地下4階)の不動産会社が、通勤客と工事現場に出入りするトラックなどの接触事故を防ぐ意味で特別に設置したものでした。その工費は4,500万円かかったそうです。
両サイドとも、上り部分のみがエスカーレーターとなっており、日曜日を除く朝7時から夜7時まで運転。ただし、このエスカレーターは一人幅しかなく、電車が駅に着くたびに利用者が数珠つなぎとなってしまう難点も。
初日にエスカレーターを利用したサラリーマンたちの反応も「便利だが、毎日ラッシュ時にこれでは...」と反応は今イチだったとか。
日本初のエスカレーター式歩道橋は2年半後の77(昭和52)年3月、駅ビルの完成とともに取り払われました。ものすごいスピードで風景が変化し続けていくのが新宿の街の特徴。今ではその存在を憶えている人も少数派かもしれませんね。
参照 : 昭和49年11月1日付の読売新聞夕刊
文 / 高木圭介
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介護のみらいラボ編集部コメント
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