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ニュース 今日は何の日?雑学 2024/11/13

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【今日は何の日?】11月13日=警視庁がビニール本のメッカ「芳賀書店」を捜索(1980年)/ 雑学ネタ帳

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 《画像はイメージです》

介護のみらいラボ編集部コメント

高齢者や同僚との話題が浮かばないときにすぐ使える、ウケる、会話が自然と広がる、雑学ネタや豆知識が盛りだくさん!コミュニケーションの活性化にお役立てください。

44年前の1980(昭和55)年。警視庁保安一課はこの日の朝、ブームの渦中にあったビニール本(通称・ビニ本)のトップ書店「芳賀書店」(東京・千代田区神田神保町2)など5か所をワイセツ図画販売容疑家宅捜索。証拠品多数を押収するとともに、同書店の取締役(当時29歳)を全国に指名手配しました。

同取締役はポルノ雑誌解禁運動急進派の1人で、芳賀書店の2代目経営者。神田古書店街の伝統を破り、積極的にビニール本のポルノ雑誌を販売し、同書店の売り上げを急成長させ「ポルノ本の革命児」と一部から注目される存在となっていました。

警視庁保安一課の調べによりますと、同取締役は10月18日ごろ、すでに同容疑で逮捕されている出版社の社長(当時50歳)が出版したビニールで包装されたポルノ写真集『誘惑』を5,000冊、215万円で買い受け、これを芳賀書店のほか3支店で大量に販売した疑い。

同社長は『誘惑』を2万6,830冊出版。芳賀書店のほか名古屋、大阪など26書店に計1,150万円で売り渡していました。『誘惑』は空前の売れ行きを記録し、ポルノ写真集としては異例のベストセラーとなっていました。

ポルノ写真集の摘発は前年(79年)の9件と比べ、ビニール本人気と比例するように、この年になってから5倍強の48件にも膨れ上がりました。いずれも出版社が摘発されており、今回のように販売業者に逮捕状が請求され、書店そのものが強制捜査の対象となったのは、警視庁でも初のケースだったそうです。

 参照 : 昭和55年11月13日付の毎日新聞夕刊

        文 / 高木圭介
 

 

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高木圭介(Keisuke Takagi)

フリーライター

1969年、神奈川県川崎市出身。学生時代はレスリング選手として活躍。93年に東京スポーツ新聞社に入社しプロレスや格闘技を中心に取材。社会、レジャー担当記者、デスクを経て2014年9月に退社。現在はフリーライター兼コラムニストとして活動中。主な著書は『ラテ欄で見る昭和』(マイウェイ出版)、『新日本プロレス50年物語 第2巻 平成繁栄期編』(ベースボール・マガジン社)など。

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