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【今日は何の日?】11月22日=新宿・安田火災海上ビルが謎の電光メッセージ(1984年)/ 雑学ネタ帳

《画像はイメージです》
ちょうど40年前の1984(昭和59)年。歳末を迎える頃、例年、東京・新宿駅西口の超高層ビル群の名物となっていたのが、安田火災海上ビル(現・損保ジャパン本社ビル=43階建て、高さ193m)東面の窓の明かりを利用した電光文字によるメッセージでした。
これは主に火災予防運動にちなんだもので、同ビルが10~41階の各階の部屋の光を文字型に調整。光の不必要な部屋は残業中であっても、わざわざ目隠しした上で協力するのが習わしだったそうです。
この年も電光文字は現れましたが、初日となるこの日、「火の用心」の文字の上に「一」と余計な文字まで点灯してしまい、謎の「一火の用心」という謎のメッセージが浮かび上がってしまうハプニングが起きたのです。
この日はよりにもよって、ブラインドのない最上階を使用しての「特別会議」が入ってしまい、光を隠すことができずに、「火」の上に「一」の文字が点灯されてしまうという珍しいケースとなってしまったのだとか。
「こんなの初めて!」と同ビル関係者もビックリな出来事でしたが、さらなる驚きとして、全館815室のうち、点灯していたのは「一」を構成していた部屋をプラスして、ちょうど119室だったという偶然!。「火災通報番号とちょうど合う」と辻褄合わせに縁起をも担ぎつつ喜んでいた人もいたそうな。
参照 : 昭和59年11月23日付の朝日新聞朝刊
文 / 高木圭介
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介護のみらいラボ編集部コメント
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