Produce by マイナビ介護職 マイナビ介護職

介護の未来ラボ -根を張って未来へ伸びる-

ニュース 今日は何の日?雑学 2024/11/24

#11月23日#プレイボーイ#九州場所#今日は何の日?#北の富士#北玉時代#大相撲#大関#日本相撲協会#昭和44年#横綱#横綱審議委員会#玉ノ海#玉乃島#舟橋聖一

【今日は何の日?】11月24日=大関・北の富士の横綱昇進が見送られる(1969年)/ 雑学ネタ帳

11月24日(北の富士).jpg

 《画像はイメージです》

介護のみらいラボ編集部コメント

高齢者や同僚との話題が浮かばないときにすぐ使える、ウケる、会話が自然と広がる、雑学ネタや豆知識が盛りだくさん!コミュニケーションの活性化にお役立てください。

55年前の1969(昭和44)年。東京・柳橋の料亭「亀清楼」にて、大相撲九州場所(11月9~23日、福岡スポーツセンター)後の横綱審議委員会が行われました。

委員会には作家の舟橋聖一委員長をはじめ全8委員と、日本相撲協会からは武蔵川理事長春日野宮城野両審判部長伊勢ノ海監事が出席。その場で九州場所で2度目の優勝を果たした大関・北の富士(当時27歳=のちの第52代横綱)さんの横綱昇進を「時期尚早」として見送ることで全員の意見が一致しました。

この九州場所は横綱・柏戸さんがこの年7月に引退したことで、「一人横綱」となっていた大鵬さんが10日目で欠場。つい先日、訃報(11月12日に82歳で死去)が伝えられた北の富士さんは大関として奮闘し、千秋楽を待たず13日目に同じく大関の琴桜さんを破り12勝1敗で優勝を決めます。翌日の14日目は麒麟児さんに敗れ2敗目を喫したものの、千秋楽では同じく大関で最大のライバルである玉乃島(のちの第51代横綱・玉ノ海=当時25歳)さんを下し13勝2敗で場所を終えました。

協会としては1日も早く、大鵬さんに続く大看板・横綱を誕生させたいところでしたが、舟橋委員長は「この2年間の成績で玉乃島に劣っているし、玉乃島が昨年夏場所に優勝した時も見送られているので、北の富士もまだ(横綱に)推薦するわけにはいかない。このほか大関在位中の成績、最近5場所の成績を検討しても、まだ早いという結論に達した」と説明。

北の富士さん本人も「だめだと覚悟はしていました。このまま、すんなりと横綱に推されたら玉乃島関に悪いですからね。来場所がんばります」とコメントするに留まりました。

そして迎えた年明けの初場所、北の富士さんと玉乃島さんは千秋楽で、ともに13勝2敗で並び、優勝決定戦で勝利した北の富士さんが3度目の優勝。場所後には2人揃って横綱に推挙されたのでした。

 参照 : 昭和44年11月25日付の読売新聞朝刊

         文 / 高木圭介

 

スピード転職情報収集だけでもOK

マイナビ介護職は、あなたの転職をしっかりサポート!介護職専任のキャリアアドバイザーがカウンセリングを行います。

はじめての転職で何から進めるべきかわからない、求人だけ見てみたい、そもそも転職活動をするか迷っている場合でも、キャリアアドバイザーがアドバイスいたします。

完全無料:アドバイザーに相談する

最新コラムなどをいち早くお届け!
公式LINEを友だちに追加する

お役立ち情報を配信中!
X(旧Twitter)公式アカウントをフォローする

介護職向けニュースを日々配信中!
公式Facebookをチェックする

SNSシェア

高木圭介(Keisuke Takagi)

フリーライター

1969年、神奈川県川崎市出身。学生時代はレスリング選手として活躍。93年に東京スポーツ新聞社に入社しプロレスや格闘技を中心に取材。社会、レジャー担当記者、デスクを経て2014年9月に退社。現在はフリーライター兼コラムニストとして活動中。主な著書は『ラテ欄で見る昭和』(マイウェイ出版)、『新日本プロレス50年物語 第2巻 平成繁栄期編』(ベースボール・マガジン社)など。

高木圭介の執筆・監修記事