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【今日は何の日?】1月14日=プロ・ボクシングの試合で世にも珍しいダブルKO決着・大阪(1951年)/ 雑学ネタ帳

《画像はイメージです》
74年前の1951(昭和26)年。プロ・ボクシングの試合中、日本国内では初、米国でも1930年代に、たったの1度だけあったという珍しい出来事がありました。
この日、大阪市中央公会堂(写真=大阪市北区中之島1丁目)にて行われた関西フェザー級No.1を決めると謳われた8回戦・中西清明(福辰=当時22歳)vs 宮本昇(宮本=当時28歳)の試合中のことでした。
4R、宮本選手の右ストレートが中西選手の右アゴに入ると同時に、中西選手が放った左アッパーが宮本選手の胃袋に突き刺さり、両選手が同時に倒れ、長々とのびてしまいます。その間、レフェリーはフルカウントを数え、ついに「ダブルKO」という大変珍しい決着となったのでした。
ボクシング漫画の名作『あしたのジョー』(高森朝雄作・ちばてつや画)の劇中、東光特等少年院の特設リングにて対決した主人公・矢吹丈とライバル・力石徹の試合が、ジョーが放ったクロスカウンターにより、両者大の字となり、ダブルKOとなったシーンは、あまりに有名ですが、その17年も前に、現実のリングでダブルKO決着が実現していたことになります。
ダブルKOにより、一躍注目の人となった中西選手は約5年半後に日本フェザー級王座を獲得。第8代王者となっています。
参照 : 昭和26年1月15日付の毎日新聞朝刊
文 / 高木圭介
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