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ニュース 今日は何の日?雑学 2025/01/23

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【今日は何の日?】1月23日=民放連が「ラジオ、テレビ放送基準」を正式決定(1958年) / 雑学ネタ帳

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 《画像はイメージです》

介護のみらいラボ編集部コメント

高齢者や同僚との話題が浮かばないときにすぐ使える、ウケる、会話が自然と広がる、雑学ネタや豆知識が盛りだくさん!コミュニケーションの活性化にお役立てください。

67年前の1958(昭和33)年。国内のテレビ放送がスタート(53年)して5年、テレビ番組を健全にするため日本民間放送連盟(民放連=加盟42社)がこの日の理事会で「ラジオ、テレビ放送基準」を正式決定しました。

それまでラジオの放送基準は決まっていましたが、歴史の浅いテレビのほうは56(昭和31)年に定められた「暫定取り決め」しかありませんでした。

今回のテレビ放送基準では「広告文はニュースや解説の内容とひどく調和を欠いているものは取り扱ってはいけない」、また「過度に児童の射幸心や購買心をそそるような描写」、「実際以上に科学的にみせかけているおそれのあるもの」などに、特に目を光らせたものとなっています。

娯楽番組では、煽情的なキスや抱擁暗示的なポーズ肉体寝室などの取り扱いには「刺激的」な表現を避け、「全裸はたとえシルエットでもいけない」「身体細部の露出、またはそれを強調するようなカメラ角度もいけない」と細かく設定されました。

また犯罪手口の描写はもちろん、芸術作品でも「公共性と社会的影響を考慮して慎重に取り扱う」ことが決められ、報道番組では「ニュースの表現は残虐、悲惨などの感情を極端に刺激しないよう」規定し、悲劇的な事件の無神経な扱いを防ぐ形となっています。

とはいっても、日々、激しい視聴率戦争を繰り広げる民放局のこと。「話題になったもの勝ち」という部分も後押しし、これらの規定も時代とともに緩くなったり、反動で厳しくなったりと、長いスパンで眺めるとイタチごっこを繰り返しているようにも見えます。

 参照 : 昭和33年1月24日付の読売新聞朝刊

               文 / 高木圭介


 

 

 


 

 

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高木圭介(Keisuke Takagi)

フリーライター

1969年、神奈川県川崎市出身。学生時代はレスリング選手として活躍。93年に東京スポーツ新聞社に入社しプロレスや格闘技を中心に取材。社会、レジャー担当記者、デスクを経て2014年9月に退社。現在はフリーライター兼コラムニストとして活動中。主な著書は『ラテ欄で見る昭和』(マイウェイ出版)、『新日本プロレス50年物語 第2巻 平成繁栄期編』(ベースボール・マガジン社)など。

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