#5月13日#デッドボール#パ・リーグ#プロ野球#ロッテオリオンズ#今日は何の日?#代走#南千住#名倉病院#広瀬宰#昭和45年#東京スタジアム#東京都#荒川区#裸足のランナー#西鉄ライオンズ
【今日は何の日?】5月13日=プロ野球公式戦で「裸足のランナー」が出塁・東京スタジアム(1970年)/ 雑学ネタ帳

《画像はイメージです》
55年前の1970(昭和45)年。この日の夜、東京スタジアム(東京・荒川区南千住)で行われたプロ野球、パ・リーグ公式戦 ロッテオリオンズ(現・千葉ロッテマリーンズ) vs 西鉄ライオンズ(現・埼玉西武ライオンズ)で、裸足のランナーが出塁するという珍事が起きました。
きっかけは6回、ロッテの先頭打者・広瀬宰(ひろせ・すすむ)選手が打席でボールを避けそこない、速球が右アゴに直撃。広瀬選手は両手で顔をおさえつつ倒れ込んでしまいました。判定はデッドボールです。
ベンチは敵味方関係なく、もちろん観客席も騒然。倒れたまま動かない広瀬選手はベンチから運ばれてきた担架に乗せられます。
それから4~5分、オリオンズの面々に囲まれていた広瀬選手がむっくりと立ち上がります。痛めたアゴを押さえつつ一塁へと歩き出し、ようやく選手一同も観客席もホッと胸を撫でおろしました。
......が、一塁に向かって歩き出した広瀬選手はなんと裸足。担架に乗せられた際にスパイクを脱がされたままだったのです。裸足にスパイクをブラ下げつつ、一塁へと向かう広瀬選手の姿にホームである東京スタジアムの観客席は拍手万雷でしたが、この様子を見て判断したのか? ベンチはすぐに代走を告げたのでした。
その後、広瀬選手はすぐに南千住の名倉病院にてレントゲン検査を行った結果、骨には異常がなく、1週間の挫傷で済んだそうです。
参照 : 昭和45年5月14日付の毎日新聞朝刊
文 / 高木圭介
●この日に起きた他の出来事
・ 『トムとジェリー』の国内テレビ放送がスタート(1964年)
・ 男と女がテニスで「世紀の対決」(1973年)
・ 映画『ノストラダムスの大予言』撮影中にスタジオが全焼(1974年)
※SmartNewsなどのメディアでご覧の方は、「オリジナルサイトで読む」をクリックすると、この日に起きた他の出来事も表示されます。
SNSシェア
介護のみらいラボ編集部コメント
高齢者や同僚との話題が浮かばないときにすぐ使える、ウケる、会話が自然と広がる、雑学ネタや豆知識が盛りだくさん!コミュニケーションの活性化にお役立てください。