ドーナツ食べ窒息した特養入所者の死亡事故、准看護師に逆転無罪 東京高裁

《 東京高裁前 28日15時過ぎ 》
長野県安曇野市の特別養護老人ホーム「あずみの里」でおやつを食べた入所者が亡くなった事故をめぐり、ドーナツを提供した准看護師が業務上過失致死罪に問われている裁判で、2審の東京高裁は28日に無罪を言い渡した。【Joint編集部】
罰金20万円とした1審の有罪判決を取り消した。
全国の医療、介護、福祉関係者の大きな注目を集めた判決は逆転無罪。裁判所の前には多くの報道陣が詰めかけた。判決を聞いた支援者からは歓声があがり、涙を流す人もみられた。
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介護のみらいラボ編集部コメント
長野県の特別養護老人ホームで、おやつにドーナツを食べて亡くなった入居者の方をめぐり、おやつをだした職員が一審有罪となっていた裁判。二審の東京高裁では無罪判決が出ました。全国の介護職が注目し、約27万人が無罪を求める署名をしたこの裁判の逆転無罪で、裁判所前で涙する人の姿も見られました。