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ニュース 医療介護最新ニュース 2020/08/26

今冬のインフルワクチン、最大の供給量に 高齢者ら優先 厚労省

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《 加藤厚労相:8月7日撮影 》

介護のみらいラボ編集部コメント

厚生労働省はコロナの影響で今冬インフルエンザウイルスワクチンのニーズが高まるとみています。昨シーズンの使用料より約12%多い約6350万人分を供給できるめどが立ったと発表しましたが、それでも需要が多く供給がひっ迫した場合を考え、高齢者や子ども、持病のある人や医療従事者への接種を優先する想定です。
接種開始は例年通り10月1日の予定です。

加藤勝信厚生労働相は25日の閣議後会見で、今年の冬に約3178万本のインフルエンザワクチンを供給できるめどが立ったと明らかにした。【Joint編集部】

約6350万人分に相当する。接種開始は例年通り10月1日を予定している。

昨シーズンと比べて7%の増加。4種類のウイルスに対応する今のワクチンに変わった2015年以降で最大の供給量となる。統計のある1996年以降で最多だった昨シーズンの使用量(2825万本)よりも12%多い。

それでも厚労省は需給が逼迫しかねないとみている。新型コロナウイルスの影響が及ぶ今シーズンは、ニーズが急激に高まる可能性が大きいと睨む。

このため、優先度が高い人を明示して早期の接種を呼びかける方針。今のところ高齢者や持病のある人、医療従事者、子どもなどを優先接種の対象として想定。26日に開催する専門部会で正式に決定する。

加藤勝信厚労相は会見で、「できる限りの増産をメーカーにお願いして最大の供給量を確保した。ただ需要が更に上回ることも考えられる」と説明。「数量が限られる中で混乱なく必要な方に接種して頂けるよう、専門家の意見も聞いて対策を考えていきたい」と述べた。

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出典:介護のニュースサイトJOINT

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