コロナに疲れたらLINEで相談を 介護職専用アカウント運用開始 老施協

特別養護老人ホームの経営者らで組織する全国老人福祉施設協議会が今週、リニューアルした介護職員向けの相談窓口「JSここメン(こころメンテ)」を発表。運用を開始した。【北村俊輔】
LINEやメールによる相談を新たに受け付ける。気分の落ち込み、モチベーションの低下、職場の人間関係、介護感の違い、体調面の不安などに専門家が幅広く対応する。期間は来年3月末までの予定。
匿名、秘密厳守で話を聞いてもらえる。料金は無料。電話とメールの相談は、特設サイトの「CONTACT」から申し込む。専用フォームでニックネームや連絡先などを入力し、カウンセリングの方法(電話orメール)や希望する担当者、予約日時などを選択すれば完了だ。
LINEを使いたい場合、専用アカウントを友達登録すればチャットを始められる。 相談に応じるのは産業医や保健師、心理カウンセラーなど。担当者やツールによって相談できる時間が決まっているため、事前に特設サイトで確認してから選ぶのが得策だ。
コロナ禍が長期化する中で、介護職員の精神的な負担は一段と重くなっている − 。こうした問題意識が根っこにある。特設サイトでは、「気付かないうちにストレスは溜まっているもの。ご都合の良いときに気兼ねなくご利用ください」と呼びかけている。
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介護のみらいラボ編集部コメント
特養の経営者などで組織された全国老人福祉施設協議会が、人間関係や気分の落ち込み職場の悩みなどに関して幅広く介護職が相談できる窓口を新設しました。名前はJSここメン(こころメンテ)です。
電話のほか、LINEやメールでも相談でき、相談料は無料で、匿名秘密厳守で話を聞いてもらえます。
職場では相談しにくい悩みも、第三者視点で聞いてくれるこういう窓口ならそうだんしやすいかもしれませんね。(リンクは本文中にあります)