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ニュース 医療介護最新ニュース 2020/10/02

業界標準に? 介護の勤務表、統一的な様式を公表 厚労省 活用を呼びかけ

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《 介護保険最新情報Vol.876 》

介護のみらいラボ編集部コメント

厚生労働省が介護事業所のサービスごとに、全領域の勤務表テンプレートを公表しました。各自治体ごとに形式が異なり、事務作業の負担が高かったのを軽減する目的です。今後、このテンプレートが業界標準となっていきそうです。
訪問介護、通所介護、小規模多機能、特養のテンプレートについては、今年3月にすでに発表されていますが、介護老人保健施設、介護医療院、地域密着、介護予防など、新しいテンプレート合計で26の分野にのぼります。 また、現在でも新勤務表の形式について、「この辺が便利」「こういう項目を足してほしい」など現場からの意見を募集しています。

指定申請や報酬請求の際に介護サービス事業所が人員配置などを明らかにする「勤務体制・勤務形態一覧表」について、厚生労働省は9月30日、事務作業の効率化に向けて見直した新たなテンプレートを公表した。【Joint編集部】

介護保険最新情報のVol.876で周知。現場の関係者や自治体の担当部局に活用するよう促している。

勤務体制・勤務形態一覧表をめぐっては、ペーパーワークの大幅減を目指す議論のこれまでのプロセスで、「煩雑」「負担になる」といった不満が多く噴出した経緯がある。自治体ごとに様式が異なっていることなどが要因で、厚労省は全国的な統一化を図る方針を決定。簡素化・省力化も同時に進めるため、新テンプレートの作成を進めてきていた。

今年3月、訪問介護、通所介護、小規模多機能、特養の新テンプレートを先行して通知。現場の意見を反映させる必要があるとして、改善すべき点を指摘して欲しいと広く呼びかけていた。

今回は全てのサービスの新テンプレートを初めて公表。現場から寄せられた声も踏まえて記載事項などを設計したという。ファイル形式はExcelで揃えた。

厚労省はこの新テンプレートについても、専用メールアドレス(futankeigen@mhlw.go.jp)で関係者からの意見を募集している。期間は11月30日まで。新テンプレートは今年度末までに最終決定して示し、デファクトスタンダードとして浸透させたい考えだ。

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出典:介護のニュースサイトJOINT

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