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ニュース 医療介護最新ニュース 2020/11/20

介護労働組合調査 パートを含む介護職員の平均年収、昨年359.8万円

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介護のみらいラボ編集部コメント

介護職の労働組合「UAゼンセン日本介護クラフトユニオン(NCCU)」が組合員向けに行ったアンケート調査の結果を、介護のニュースサイトJOINTが報じました。
有効な回答3171人のうち、時給制の人は1020人、月給制の人は2151人です。
アンケート対象が組合員のみであり、回答数も違い、回答者のうち約3分の1が時給制の職員であるなど、調査方法が違うため厚生労働省が調査した平均年収とは結果の並列比較はできませんが、NCCUの他の調査項目では月給で勤める職員の約6割が今の賃金に「不満」か「少し不満」と回答しており、介護職の給与アップが求められていることが読み取れます。

介護職で組織する労働組合「UAゼンセン日本介護クラフトユニオン(NCCU)」は19日、賃金の動向などを把握する「就業意識実態調査」の最新の結果を公表した。【北村俊輔】

それによると、月給で勤める介護職員の昨年の平均年収(*)は359万8000円だった。NCCUの村上久美子副会長は、「依然として安心・安定して働き続けられる賃金水準に達していない」と指摘している。

* ここでいう平均年収

基本給+各種手当+ボーナスなど。税金や保険料が引かれる前の額面で手取りではない。各種手当には、残業代や夜勤手当など月ごとに変動するものも含まれる。ただし、課税対象外の通勤手当は含まれない。

調査は今年7月から8月にかけて行われたもの。全国4420人の組合員が対象で、3171人(回収率71.7%)から有効な回答を得た。このうち月給制は2151人、時給制は1020人となっている。

厚生労働省の賃金構造基本統計調査によると、全産業の昨年の平均年収は463万4900円。今回の介護職員との格差は103万6900円にのぼる。ただ、NCCUが調査を始めた2009年(166万3500円)からみると格差は徐々に縮小してきている。

NCCUの染川朗会長は、「より一層の格差是正が必要だ。そのためには来年度の改定で介護報酬を引き上げるほかない」と主張。「現状を国民に理解してもらい、負担側も含めて幅広いコンセンサスの形成を図るべきだ」と訴えた。

調査ではこのほか、月給で勤める職員の約6割が今の賃金に不満を持っていることも分かった。「大いに不満」が17.3%、「少し不満」が42.3%。その理由(複数回答)では、「社会的な平均賃金より低いと思う(45.4%)」や「今の業務量に見合っていない(34.9%)」などが目立っている。

また、ボーナス(昨年冬の平均:18万4146円)の金額にも66.9%の職員が不満を抱いていた。

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出典:介護のニュースサイトJOINT

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