厚労省、介護報酬改定の解釈通知案発表 資料まとめへのリンクつき

《 改定を議論した厚労省の審議会:今年1月撮影 》
厚生労働省は9日、来月に迫った介護報酬改定のディテールを明らかにする解釈通知の案を公式サイトに掲載した。【Joint編集部】
自治体の担当者へ新年度の重点施策などを説明する会議の資料を公表。その中に盛り込んだ。以下のリンクから確認できる。
全ての施設・事業所が必ず目を通すべきマストの通知。各サービスの運営基準、基本報酬・加算の算定ルールなどが詳しく解説されている。
もっとも、今回の解釈通知はあくまで「案」。既に固まった内容を自治体、介護現場へ早めにアナウンスするために示されたもので、なかには「検討中」と記されているだけの項目もある。
「これは現時点版であり、今後、修正がなされる可能性もある」。厚労省はそう呼びかけている。今月中にも正式版の通知を発出する予定。
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介護のみらいラボ編集部コメント
*3月19日更新! 確定版の介護報酬改定通知はこちらから
4月からの介護報酬改定がいよいよ迫ってきました。
今回厚生労働省が公表したのは、全国の自治体などで特に重点項目を会議で説明するのに使った資料です。改定より前に目を通しておくのがおすすめです。
現時点でのまとめなので検討中の項目もありますが、介護施設運営者だけではなく、人員配置基準の変更や処遇改善加算についてなど、介護職個人に直接影響する項目が多々あります。