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高齢者見守りAppleWatchで セコムの防犯システムと連携 今月から実証

《 画像提供:セコム 》
セコムは今月から、新たな高齢者見守りサービスの提供を開始する。あわせて、AppleWatchと連携するスマート機能の実証も展開していく。公式サイトでアナウンスした。【北村俊輔】
セコムが新たに始めるのは、親などの状態をスマートフォンで確認できる「安否みまもりサービス」。ホームセキュリティのセンサーで得られる生活データを、離れた家族らが専用アプリでいつでも見れるようにする。
指定した時間にセンサーが検知しない場合などに、スマホへプッシュ通知を出す機能も搭載。検知が一定時間ない時には担当者が無料で駆けつける。利用にはホームセキュリティへの加入が必要。
《 画像提供:セコム 》
セコムはあわせて、こうした見守りサービスをAppleWatchと連携させる新プランも発表した。9月以降に本格運用までこぎ着けたい考えだ。
高齢者にAppleWatchを使ってもらい、ホームセキュリティのセンサーで掴めない情報もカバーしていく。例えば歩数や運動時間、消費カロリー、心拍数などを把握。集めたデータは全てクラウドにあげ、アプリで分かりやすく見える化して家族らに届ける。
セコムは今後さらに開発を続け、こうしたサービスを現役世代の健康管理にも活かしたいとしている。防犯システムをAppleWatchから操作できるようにするUXの改善も準備中。Appleから技術的なサポートを受けてアプリ開発を進めているという。
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介護のみらいラボ編集部コメント
高齢者の見守りシステムで、セコムが AppleWatchを使った独自のシステムを実証実験中です。今月から始まったホームセキュリティを使った見守りサービスと連動させる予定で、歩数や心拍数、消費カロリーなどを把握。遠くにいる家族もアプリやクラウド経由で状態を把握できるようにするようです。