ワクチン接種で介護現場へ協力要請、医師や看護師の兼業に配慮を 厚労省

新型コロナウイルスワクチンの接種の加速化に力を入れている厚生労働省は3日、全国の介護施設・事業所に改めて協力を要請する通知を出した。【Joint編集部】
介護現場の医師や看護師が、自治体の会場などでの接種に協力しやすい環境を用意して欲しいという。介護保険最新情報のVol.987で広く周知している。
厚労省は今回の通知に、「医師・看護師の兼業の許可や届け出などに関する柔軟な取扱い(*)について、ご配慮をお願いします」と記載。「この件は事業所の管理者などにも共有されるよう格別のご配意を」と呼びかけた。
* 例:ワクチン接種に従事する場合には、勤務先への事前許可の手続きを柔軟化するなど
厚労省は先月、介護現場の医師や看護師がワクチン接種に協力する際の人員基準上の扱いを示す通知を発出。外部の会場へ出向くケースであっても、利用者へのサービス提供に支障がない範囲であれば差し支えないとした。協力時間中の連絡体制を確保することなどが前提だ。
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介護のみらいラボ編集部コメント
介護保険最新情報のVol.987にて、厚労省は介護事業所に、介護現場の医師や看護師が、自治体会場などでの新型コロナウイルスワクチン接種に協力しやすい環境を用意して欲しいと周知しました。
ワクチンの接種の加速化に力を入れるべく、全国の介護施設・事業所に改めて協力要請の通知を出した格好です。
今回の通知には、「医師・看護師の兼業の許可や届け出などに関する柔軟な取扱いについて、ご配慮をお願いします」と記載。「この件は事業所の管理者などにも共有されるよう格別のご配意を」と呼びかけています。