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ニュース 医療介護最新ニュース 2021/09/27

#厚生労働省#訪問看護#診療報酬改定

厚労省、診療報酬改定の論点整理を提示 リハ職の訪問看護の適正化も

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《 厚労省 》

介護のみらいラボ編集部コメント

厚労省は2022年4月に迫った次の診療報酬改定に向けて、9月15日の総会でこれまでの議論を集約した論点整理を提示。一例として、「質の高い訪問看護の適切な評価」や「在宅医療・介護の切れ目ない提供体制の構築」などの論点を盛り込んであります。今後、こうしたテーマをめぐる本格的な検討へ移行していく流れ。このほか、在宅医療について、積極的役割を担う拠点の24時間体制の確保や関係機関の連携、多職種の連携などを課題として指摘しています。

来年4月に迫った次の診療報酬改定に向けて会合を重ねている中医協 − 。厚生労働省は15日の総会で、これまでの議論を集約した論点整理を提示した。【北村俊輔】

例えば、「質の高い訪問看護の適切な評価」や「在宅医療・介護の切れ目ない提供体制の構築」などの論点を盛り込んだ。今後、こうしたテーマをめぐる本格的な検討へ移行していく流れだ。

中央社会保険医療協議会総会(第488回)資料

厚労省は訪問看護を取り巻く状況として、訪問看護ステーションやその利用者が増加傾向にあること、ステーションの職員に占めるリハ職の割合が増えていることなどを指摘した。あわせて、委員から次のような意見があったとまとめている。

「患者の状態像に応じた適切な職種、頻度、内容で訪問看護が行われているのか、検証が必要」「リハ職が増えている原因、ケアの内容について分析・検討すべき」「専門性の高い看護師の訪問に対する評価を検討してはどうか」

訪問看護をめぐっては、昨年度の診療報酬改定や今年度の介護報酬改定でも適正化を図る措置がとられた経緯がある。次期改定でも再び焦点の1つとなる見通しで、まずは中医協が示す判断に注目が集まりそうだ。

厚労省はこのほか在宅医療について、積極的な役割を担う拠点の24時間体制の確保や関係機関の連携、多職種の連携などを課題として指摘。訪問診療を担う医療機関が少ない地域があることにも触れ、「十分な量の質の高い在宅医療を提供できるようにする」との方針を示した。

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出典:介護のニュースサイトJOINT

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