老健の20年度赤字施設割合、09年以降で最多に 福祉医療機構
福祉医療機構はこのほど、2020年度の介護老人保健施設(老健)の経営状況について、リサーチレポートを公表した。新型コロナウイルス感染症の影響により利用率が低下したため、赤字施設の割合が19年度に比べて6.3ポイント上昇し、09年以降で最も多い28.0%に拡大したことが分かった。【CBニュース編集部】
老健全体の経営状況に関しては、19年度に比べて入所の利用率が2.1ポイント低下の90.3%、併設の通所リハビリテーションの利用率が3.6ポイント低下の63.3%だった。新型コロナにより、主要な入所経路である病院の病床利用率が低下したことなどが影響した。
利用率の低下の影響は大きく、事業収益対事業利益率は1.7ポイント低下して4.1%に、経常収益対経常利益率は1.0ポイント低下の4.8%となった。
福祉医療機構リサーチレポート より引用
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出典:医療介護CBニュース
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介護のみらいラボ編集部コメント
福祉医療機構が2020年度の介護老人保健施設(老健)の経営状況について、リサーチレポートを公表。新型コロナ感染症の影響により利用率が低下したため、赤字施設の割合が19年度に比べて6.3ポイント上昇し、09年以降で最も多い28.0%に拡大したことが判明。老健全体の経営状況に関しては、19年度に比べて入所の利用率が2.1ポイント低下の90.3%、併設の通所リハビリテーションの利用率が3.6ポイント低下の63.3%でした。新型コロナにより、主要な入所経路である病院の病床利用率が低下したことなどが影響しています。