介護現場、療養者・従事者の感染増加で厳しい状況~コロナアドバイザリーボード分析・評価【厚労省】
厚生労働省が3日に公表した第93回新型コロナウイルス感染症対策アドバイザリーボードの感染状況の分析・評価では、全国的な感染者・濃厚接触者の急増で、医療機関だけでなく、社会活動全体への影響も生じていることを取り上げ、「介護の現場でも、施設内療養が増加するとともに、療養者及び従事者の感染の増加により厳しい状況が続いている」と指摘している。【新井哉】
新規感染者数については、「全ての都道府県で前回の感染拡大を大きく超え、感染拡大が継続している」と説明。重症化リスクの高い高齢者を含めてほとんどの年代で増加が継続しているという。
新規感染者の感染場所に関しては、「自宅が増加傾向にあり、学校等では夏休みの影響が想定され減少傾向にある」と指摘。20-60歳代では事業所(職場)の割合が増加しているという。
また、必要な対策として、「高齢者施設等の従事者への頻回検査」を挙げている。具体的には、施設従事者には「週2-3回程度」の実施が必要としている。
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出典:医療介護CBニュース
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介護のみらいラボ編集部コメント
8月3日、厚労省は、第93回新型コロナウイルス感染症対策アドバイザリーボードの感染状況を公表しました。全国的な感染者・濃厚接触者の急増で、医療機関だけでなく、社会活動全体への影響も生じているとし、重症化リスクの高い高齢者を含めてほとんどの年代で増加が継続していると懸念しました。 必要な対策として、「高齢者施設等の従事者への頻回検査」を挙げ、施設従事者には「週2-3回程度」の実施が必要としています。