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熱中症の死亡8割超が高齢者、注意呼び掛け 日医の松本会長
日本医師会の松本吉郎会長は26日の定例記者会見で、熱中症で近年に亡くなった人の8割超は65歳以上の高齢者が占めるとして、注意を呼び掛けた。高齢者の熱中症は、入院が必要な中等症以上になることが多く、入院が長引く傾向にあるという。【兼松昭夫】
日医によると、熱中症による死亡者数は2018-20年に1,000人を超えた。21年には755人と1,000人を下回ったが、22年6-9月には1,387人が亡くなった。
松本氏は会見で「1,000人が亡くなったと想像してみると、大災害に匹敵するような事態だ」との認識を示した。
熱中症で亡くなった人のうち65歳以上の高齢者が占める割合は、18年以降は8割を超えていて、21年には全体の84.9%を占めた。
松本氏は、高齢者は一般的に暑さやのどの渇きを感じにくい上、発汗も少ないことを指摘した。
頻尿を抑える薬や花粉症などアレルギーの薬、血圧などの薬の服用が体温調節に影響を及ぼすことがあるといい、日医では、室内にいる時にはエアコンを使用して室温を28度に調整するなどの対応を呼び掛けている。
松本氏は「若くて健康な方でも、『暑さ指数』が25以上の環境で運動をする時は積極的に休憩を取り、塩分を補給していただきたい」とも述べた。
地域ごとの「暑さ指数」は環境省の「熱中症予防情報サイト」で確認できる。この指数が33以上になると予測される地域と都道府県に「熱中症警戒アラート」が出される。
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出典:医療介護CBニュース
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介護のみらいラボ編集部コメント
熱中症で近年に亡くなった人の8割超は65歳以上の高齢者が占めるとして、日医の松本会長が注意を呼び掛けた。日医によりますと、熱中症による死亡者数は2018-20年に1,000人を超え、21年には755人と1,000人を下回りましたが、22年6-9月には1,387人が亡くなっています。松本会長は「1,000人が亡くなったと想像してみると、大災害に匹敵するような事態だ」との認識を示しています。