ケアマネの3分の1が法定研修の受講料を全額自費で負担 国調査
ケアマネジャーの3分の1が法定研修の受講料を全て自ら負担していることが、厚生労働省の新たな検討会に提示された調査結果で分かった。【Joint編集部】
法定研修の受講料を「全額自分で負担している」は34.0%。「一部法人が負担している」は13.7%、「全額法人が負担している」は51.2%だった。
この調査は、厚労省が日本総研とともに昨年1月から2月にかけて実施したもの。1122人のケアマネから回答を得ている。
法定研修の受講料の水準については、「高い」が74.2%を占めていた。「どちらかと言えば高い」は19.9%で、これらをあわせると94.1%にのぼる。法定研修がより受けやすくなるために必要な施策では、「受講料を安くする」が47.0%で最多だった。
法定研修の受講料は都道府県ごとに大きく異なる。厚労省の15日の検討会では委員から、ケアマネの費用負担をできるだけ軽くするよう促す声が相次いだ。
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介護のみらいラボ編集部コメント
厚労省が2023年1月から2月にかけて日本総研とともに実施した調査(※1122人のケアマネジャーから回答)によると、ケアマネの3分の1が法定研修の受講料を全て自ら負担していることが判明。厚労省の検討会(4月15日)では委員から、ケアマネの費用負担をできるだけ軽くするよう促す声が相次ぎました。