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ニュース 医療介護最新ニュース 2021/11/02

#イベントレポート#シゴトーク#動画

おむつからの外漏れを防ぐ3STEP シゴトークLiveイベントレポート

おむつからの外漏れ・サムネイル (1).png

介護のみらいラボ編集部コメント

「シゴトークLive」では、医療介護保育業界で働くみなさんへ、明日からお仕事に役立つ情報をお届けする動画コンテンツを配信しています。今回のテーマは「おむつからの外漏れ」。
業界の専門家、DASUケアLAB® 代表の大関美里さんによるお役立ち情報です。

講師:DASUケアLAB® 代表 大関美里

文:岩崎

カイゴトーク・カンゴトークの利用者約1700人に「排泄ケアで困ることはなんですか?」とアンケートで聞いたところ、介護職30.1%・看護職51.5%が「おむつからの外漏れ」と回答しました。快適な排泄ケアを実現するには、どのようなポイントに気をつければ良いでしょうか?

DASUケアLAB® 代表の大関美里さんが解説します。

なぜ排泄ケアが重要なのか?

例えば、おむつが必要な利用者さんが50人いる施設で、ひとり当たり1回5分の交換が1日5回あるとしたら、1日に21時間もかかる計算になります。リネン類の交換に時間がかかった場合はさらに双方にかかる負担が増えます。

人によっては下剤で便が緩くなるなどの現象も起きてくる中で、まずは現場が負担に一番感じている、おむつからの外漏れを改善することが重要です。

介護用おむつの考え方について

NPO法人日本コンチネンス協会が提唱しているおむつ使用の原則は以下の通りです。

①治療が不可能な完全尿失禁で、環境を整えても衛生的に問題がある場合

②排尿をコントロールしていくプロセスとして一時的に使用される場合

③本人の生活範囲を広げQOLを高めるために必要な場合

おむつはインナー(尿取りパッドなど)とアウターの2つを組み合わせて選ぶことができますが、この時にADL(日常生活動作)と失禁量が指標となる視点が抜けがちなので、注意が必要です。

また、インナーが紙製品だからといって必ずしもアウターを紙製品にする必要はなく、綿素材のアウターを使っても構いません。装着感や快適性、着脱性も併せて視野に入れられることが望ましいでしょう。

排泄ケアの改善に必要な介護用おむつの選び方

おむつを選ぶ際は、以下の3つのポイントが大切です。

①サイズ

②量に応じたインナー

③当て方

介護用おむつの選び方①サイズ 

外漏れの多くは、アウターが大きすぎることが原因です。サイズが大きいものを使うと吸収帯が余ってしまい、それが漏れる隙間を生み出して漏れてしまいます。

実はテープ止めタイプのおむつはヒップサイズ、履くパンツタイプのおむつはウエストサイズで表記されていますが、表記に全国統一基準がありません。おむつを選ぶ際は事前に利用者の体を採寸した上で、アルファベット表記ではなくヒップサイズやウエストサイズの数字で判断すると、根拠のあるサイジングになります。

介護用おむつの選び方②量に応じたインナー

外漏れ時はインナーパッドの状態を確認してください。

まだ吸収できる吸収体が残っている場合は、体とパッドの間に隙間があることを示しています。このような場合はアウターのサイズや当て方を見直すことで、解決のヒントが得られるでしょう。

インナーパッドの全体の色が変わっている場合は吸収量オーバーのサインです。交換頻度や、パッドの吸収量を増やしてみましょう。

排尿量は計測して数値化しないと感覚だけでパッドがどんどん大きくなるので注意が必要です。使用済みパッドの重量から未使用のパッドの重量を引いたグラム数が尿量です。これを3日分記録すればその方の排尿のパターンや失禁のタイプ、そして本当の尿量がわかりますので、適切なインナーを選べるようになります。

介護用おむつの選び方③当て方

股下の隙間が主な外漏れの原因になりますので、体に密着した下着(パンツ)のようなシルエットを目指しましょう。テープ止めタイプの場合、中心にテープが集中するのはオーバーサイズのサインです。その場合は腰回りをメジャーで測ってからワンサイズダウンしてみましょう。

アウターとインナーを両使いする場合は、パッドが尿道に当たっているのを、アウターは気持ちよくホールドできているか確認してください。

おむつの外漏れを解消するために明日からできること

大関さんは、おむつの外もれを解消するために明日からできることとして ①アウターのサイズを見直し ②インナーの吸収量・サイズは的確か ③アウターが密着しているか ...の3点を挙げています。そこでの「キーワードは『はかる』です。計測して数字としてアセスメントをとることが、相手の気持ちを推し量ることにつながります」と話しました。

今の排泄ケアをより良いものにするために、まずここからぜひ実践してみてくださいね

大関さんのおむつからの外漏れ動画へのリンクはこちら!

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