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ニュース 今日は何の日?雑学 2024/11/08

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【今日は何の日?】11月8日=不毛な持久戦?姫路市営バスと神姫バスが路上で大ゲンカ(1965年)/ 雑学ネタ帳

11月08日(田舎のバス).jpg

 《画像はイメージです》

介護のみらいラボ編集部コメント

高齢者や同僚との話題が浮かばないときにすぐ使える、ウケる、会話が自然と広がる、雑学ネタや豆知識が盛りだくさん!コミュニケーションの活性化にお役立てください。

59年前の1965(昭和40)年。午後3時ごろ。兵庫・姫路市豊富町幅5mほどの狭い道路にて、姫路市営バス神姫(しんき)バスバッタリと鉢合わせ。「お前のほうがバックせよ!」「いや、お前が下がれ!」と双方一歩も譲らず、ついに狭い路上にバス同士が居座り、にらみ合いを続ける持久戦へと突入しました。

市営バスの運転手(当時28歳)も神姫バスの運転手(当時25歳)も相当な頑固者らしく、口論は延々と続き90分経過。もちろん、両バスの車内にはお客さんを乗せたまま。あいにくの雨のため乗客はバスを降りるに降りられず...。

異常事態を見かねた駐在所のお巡りさんが仲裁に入り、市営バスにバックを命じましたが、「ジャンケンで決めよう」と後には引かず。

とうとうパトカーまで駆けつけて、やっとこさ神姫バスを後退させて不毛な騒動にケリがつきましたが、これにカンカンに怒ったのが兵庫県警姫路署でした。

非常識にもホドがある!」と両運転手を道交法違反の現行犯で逮捕し、たっぷりとお灸をすえたそうです。

 参照 : 昭和40年11月9日付の毎日新聞朝刊

       文 / 高木圭介

 

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高木圭介(Keisuke Takagi)

フリーライター

1969年、神奈川県川崎市出身。学生時代はレスリング選手として活躍。93年に東京スポーツ新聞社に入社しプロレスや格闘技を中心に取材。社会、レジャー担当記者、デスクを経て2014年9月に退社。現在はフリーライター兼コラムニストとして活動中。主な著書は『ラテ欄で見る昭和』(マイウェイ出版)、『新日本プロレス50年物語 第2巻 平成繁栄期編』(ベースボール・マガジン社)など。

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