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ニュース 今日は何の日?雑学 2023/03/11

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【今日は何の日?】3月11日=警視庁が都内2か所に「酔っ払い保護所」をオープン(1960年) / 雑学ネタ帳

酔っ払い(中年男性).jpg

 《画像はイメージです》

介護のみらいラボ編集部コメント

高齢者や同僚との話題が浮かばないときにすぐ使える、ウケる、会話が自然と広がる、雑学ネタや豆知識が盛りだくさん!コミュニケーションの活性化にお役立てください。

63年前の1960(昭和35)年。路上にて大声で歌ったり騒いだり、眠ってしまったり、夜中でも開いている交番に怒鳴り込んだりと、なにかと夜の町で迷惑な存在だった酔っ払いを取り締まるため、警視庁が「酔っ払い保護所」を、この日の夕方から港区の鳥居坂台東区の日本堤と2か所にオープンしました。

"開店"早々、日本堤保護所に担ぎ込まれた栄え......はない第1号の大トラは、北区田端新町の路上で倒れつつ、何やらわめいていた50歳ぐらいの職人風の男性でした。

完成したての保護所のドアをくぐった男は、見知らぬ場所とあって当初こそゴネていたものの、純白の部屋とフワフワしたビニール張りのベッドが気に入ってしまい「ここはいい」とご機嫌に。次第には「胃薬をくれ!」「毛布をくれ!」と注文を連発すると、たちまちグーグーと眠ってしまったそうです。

保護所には翌朝に聞かせて酔っ払いを反省させるための最新機器として、その酩酊ぶりを録音するためのテープレコーダーが備え付けられていました。しかしテープレコーダーには大イビキの音しか録音されておらず、まったく役に立たなかったそうです。
 
 参照 : 昭和35年3月12日付の毎日新聞朝刊

   文 / 高木圭介

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高木圭介(Keisuke Takagi)

フリーライター

1969年、神奈川県川崎市出身。学生時代はレスリング選手として活躍。93年に東京スポーツ新聞社に入社しプロレスや格闘技を中心に取材。社会、レジャー担当記者、デスクを経て2014年9月に退社。現在はフリーライター兼コラムニストとして活動中。主な著書は『ラテ欄で見る昭和』(マイウェイ出版)、『新日本プロレス50年物語 第2巻 平成繁栄期編』(ベースボール・マガジン社)など。

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