#仮面ライダー#昭和46年(1971年)の出来事#東映#藤岡弘#野々村潔
【今日は何の日?】4月3日=仮面ライダーが放送スタート(1971年) / 雑学ネタ帳
変身ベルトやヘルメットなど玩具類も幼児を夢中にさせました
51年前の1971(昭和46)年。NETテレビ(現・テレビ朝日)にて『仮面ライダー』の放送がスタート。放送は土曜夜7時30分からでした。
制作は東映。現在まで続く日本を代表するヒーロー番組ですが、スタート当初は新聞のテレビ欄でも「怪奇映画」と紹介されていた通り、子ども目線には怖かった印象があります。仮面ライダーに変身する若き科学者にして優秀なレーサー・本郷猛を演じたのは藤岡弘さん(現・藤岡弘、)でした。
記念すべき第1話『怪奇 蜘蛛男』では、本郷猛が悪の秘密結社ショッカーに拉致され、第1号の改造人間・バッタ男に改造されかけます。脳改造の直前、ショッカー首領に脅され、優秀な愛弟子である本郷を改造人間候補として推薦してしまった恩師の緑川博士によって救出され、間一髪でショッカーのアジトを脱出。正義の改造人間としてショッカーと戦い続けることになるというお話でした。
仮面ライダーの生みの親と呼ぶべき、緑川博士は脱出後に蜘蛛男によって殺害されますが、たまたま博士が息絶える瞬間を目撃してしまった博士の娘・ルリ子は本郷こそが父殺しの犯人と信じてしまうという「逃亡者」的なエッセンスも入っていました。
そんな緑川博士を演じた野々村潔さんは戦前から新協劇団で活躍された俳優。女優・岩下志麻さんのお父さんでもあります。戦前の1940(昭和15)年、NHK放送技術研究所のテレビジョン実験放送として作られた初の国産TVドラマ『夕餉前』にも主演しており、日本のドラマ俳優第1号としても歴史に名を残しています。
後に子どもたちに大人気となる「変身ポーズ」は2号ライダーが初登場する第14話から採用。当初はオートバイの速度を上げることでベルト中央の風車に降り注がれる風圧によって変身するという設定でした。
参照 : 昭和46年4月3日付の朝日新聞朝刊
文 / 高木圭介
SNSシェア
介護のみらいラボ編集部コメント
高齢者や同僚との話題が浮かばないときにすぐ使える、ウケる、会話が自然と広がる、雑学ネタや豆知識が盛りだくさん!コミュニケーションの活性化にお役立てください。