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ニュース 今日は何の日?雑学 2022/04/11

#今日は何の日?

【今日は何の日?】4月11日=ガッツ石松が世界王座奪取でガッツポーズ!(1974年) / 雑学ネタ帳

ボクシング(ガッツポーズ).png

《画像はイメージです》

介護のみらいラボ編集部コメント

高齢者や同僚との話題が浮かばないときにすぐ使える、ウケる、会話が自然と広がる、雑学ネタや豆知識が盛りだくさん!コミュニケーションの活性化にお役立てください。

48年前の1974(昭和49)年。東京・日大講堂(両国)で行われたプロボクシングWBC世界ライト級タイトルマッチで、ガッツ石松さん(ヨネクラジム)が王者のロドルフォ・ゴンザレス(メキシコ)を8回KOに下し、新チャンピオンとなりました。

ガッツさんは66年に本名の鈴木有二でプロデビュー後、浪曲でおなじみ、森の石松に似てオッチョコチョイだったことに由来して、鈴木石松と改名。三度笠をかぶり入場するパフォーマンスでも話題となりました。73年9月、パナマにて"石の拳"ロベルト・デュランのWBA世界ライト級王座に挑戦して敗れた後、「ガッツのあるボクサーになって欲しい」とのジム会長の願いを込められてガッツ石松と再改名した経緯があります。

遅咲きのプロ44戦目にして世界を制したガッツさんは、試合終了ゴングと同時にコーナーのセカンドロープに駆け登り、両手を大きく挙げてガッツポーズ! その模様は当日のテレビ中継(日本テレビ)だけでなく、翌日のスポーツ新聞でも大々的に報じられました。

これが有名な「ガッツポーズ」なる和製英語の由来となっているとの説もありますが、70年代前半に大ブームを起こしていたボウリングの世界では、以前よりストライクを決めた時に発する「ナイスガッツ!」の言葉から派生した「ガッツポーズ」がすでに浸透していた模様です。

ボウリング由来のガッツポーズが、「ガッツ」をリングネームとしたガッツさんの世界王座奪取とともに一気に世間に広まったというのが真相かも知れませんね。

OK牧場!

文 / 高木圭介

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高木圭介(Keisuke Takagi)

フリーライター

1969年、神奈川県川崎市出身。学生時代はレスリング選手として活躍。93年に東京スポーツ新聞社に入社しプロレスや格闘技を中心に取材。社会、レジャー担当記者、デスクを経て2014年9月に退社。現在はフリーライター兼コラムニストとして活動中。主な著書は『ラテ欄で見る昭和』(マイウェイ出版)、『新日本プロレス50年物語 第2巻 平成繁栄期編』(ベースボール・マガジン社)など。

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