#クイーン#今日は何の日?#初来日#日本武道館#昭和50年(1975年)の出来事
【今日は何の日?】4月17日=クイーンが初来日(1975年) / 雑学ネタ帳

初来日ツアーで2回公演を行った日本武道館の屋根
47年前の1975(昭和50)年。英国出身のロックバンド・クイーンのメンバー4人(フレディ・マーキュリー、ブライアン・メイ、ロジャー・テイラー、ジョン・ディーコン)が米ロサンゼルス発のJAL61便で羽田空港に到着。初来日を果たしました。
空港には1,000人を超えるファンが出迎えたとも、3,000人を超えるファンが集結したとも、諸説をもって言い伝えられています。
今や説明不要な伝説の人気バンド。2018年にフレディを中心とした伝記映画「ボヘミアン・ラプソディ」が公開されたことで、若い世代にも人気が高まっています。
この頃のクイーンが、全世界の老若男女に知られた存在だったかというと、決してそうでもなく、若いロックファンを中心とした人気で、当時の新聞にも「白と黒で統一された衣装に化粧した顔」と当たっているような、微妙に違うような説明とともに紹介されています。
日本ツアーは4月19日の日本武道館を皮切りに、愛知県体育館(4月22日)、神戸国際会館(4月23日)、福岡・九電体育館(4月25日)、岡山県体育館(4月28日)、静岡・ヤマハつま恋ホール(4月29日)、横浜文化体育館(4月30日)、日本武道館(5月1日)と大会場を中心に実施。全公演のチケットが売り切れたそうです。
当時は日本国内に音楽専用会場が少なかったこともあり、まるでプロレスか大相撲の巡業日程のような会場名が並んでいます。これら会場で現存しているのは日本武道館と愛知県体育館、そして当時、ポプコン(ヤマハ ポピュラーソングコンテスト)の聖地と謳われたヤマハつま恋ホール(現・つま恋リゾート 彩の郷)のみというのも、時間の経過を感じさせます。
日本武道館公演を終えた翌日(5月2日)、クイーンのメンバーは日本を離れましたが、わずか5日後に英国より、本物のクィーン(エリザベス女王)が来日したというのも面白い話ですね。
4月17日は、クイーンの初来日を記念して日本記念日協会から「クイーンの日」と認定されています。
文 / 高木圭介
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