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【今日は何の日?】4月18日=人気女優のグレース・ケリーがモナコ大公と結婚(1956年) / 雑学ネタ帳

レーニエ3世とグレース・ケリーが結婚式を挙げたモナコ大公宮殿
66年前の1956(昭和31)年。当時の「クール・ビューティー」を象徴する人気女優、グレース・ケリーがモナコ公国の大公・レーニエ3世と結婚。この日にモナコ大公宮殿にて結婚式を挙げました。
1929年、米ペンシルベニア州フィラデルフィア生まれのグレース・ケリーは22歳で映画デビュー。日本でも人気の高いアルフレッド・ヒッチコック監督の『ダイヤルMを廻せ!』(54年)、『裏窓』(54年)、『泥棒成金』(56年)などでヒロインを演じ、人気女優となっていました。
そんな最中、カンヌ映画祭で知り合ったモナコ大公と結婚が決まり、公妃となるために女優を引退。ビング・クロスビーやフランク・シナトラ、ルイ・アームストロングらが出演するミュージカル映画『上流社会』が事実上のラスト出演となりました。
この結婚は日本でも大変な話題となり、まだテレビの普及前とあり、結婚式の模様をカラーフィルムで撮影した記録映画『世紀の王妃』が5月31日から日本独占で公開されています。ここでも「王妃」と称されていますが、正式には「公妃」という扱いになるそうです。
結婚の翌年(57年)、パパラッチに妊娠を悟られないよう、手にした台形のフォルムにかぶせ蓋のバッグでお腹を隠した姿が雑誌に掲載されたところ、そのバッグ(エルメス社の「サック・ア・クロア」)にも注目が集まり、後にエルメス社(フランス)がモナコ公国の許可を得たうえで、公妃の旧姓から「ケリーバッグ」と改名したなんて逸話も残されています。
結婚後、3人の子ども(一男二女)にも恵まれたグレース・ケリーでしたが、40年前の82年9月、南仏の別荘からの帰途、運転中に脳梗塞を発症してしまいガードレールに激突。事故の翌日に52歳の若さで亡くなりました。
文 / 高木圭介
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介護のみらいラボ編集部コメント
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