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【今日は何の日?】4月24日=目黒競馬場にて第1回日本ダービーが開催(1932年) / 雑学ネタ帳
住宅街の長く緩やかなカーブ路地は競馬コースの名残りなんだそうです(東京・目黒区内)
ちょうど90年前の1932(昭和7)年。東京都目黒区に存在した目黒競馬場にて、国内初となる競馬の祭典『日本ダービー(東京優駿大競走)』が開催されました。
169頭の登録馬から選ばれた4歳馬19頭が晴れの舞台を踏み、あいにくの雨でコースの状態が悪い中、見事に優勝したのは、ほんの3週間前に中山競馬場でデビューしたばかりの国産馬ワカタカでした。1等の賞金は1万円也だったそうです。
1907(明治40)年、目黒の丘に広がる敷地に創られた目黒競馬場ですが、大観衆を収容するには手狭になっていました。大正時代末期にはすでに借地権の問題から移転先を探しており、日本ダービーが開催された頃には具体的な検討が始まっていました。翌33(昭和8)年の第2回日本ダービーまでは目黒で開催されましたが、同年11月に府中市に東京競馬場が完成して以降は、34(昭和9)年から現在まで一貫して、日本ダービーは府中で開催され続けています。
目黒競馬場の跡地は現在、目黒区立不動小学校があるほか、ほぼ住宅街となっています。目黒通り沿いに記念のモニュメントが建つものの、この閑静な住宅街に競馬場があったことなど信じられないかも知れません。ただ、住宅街には不自然なほど長くゆるやかなカーブを描く路地が存在しており、これがかつてのコース外周の名残りなんだそうです。
文 / 高木圭介
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介護のみらいラボ編集部コメント
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