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ニュース 今日は何の日?雑学 2022/05/06

#GHQ#キンカン#マッカーサー#ラジオ体操#今日は何の日?#昭和26年#服部正#藤浦洸

【今日は何の日?】5月6日=新生ラジオ体操が放送開始(1951年) / 雑学ネタ帳

ラジオ体操(イラスト).png

 《画像はイメージです》

介護のみらいラボ編集部コメント

高齢者や同僚との話題が浮かばないときにすぐ使える、ウケる、会話が自然と広がる、雑学ネタや豆知識が盛りだくさん!コミュニケーションの活性化にお役立てください。

71年前の1951(昭和26)年。まだ戦後間もない47(昭和22)年8月から放送が中止されていたNHK「ラジオ体操」がこの日より復活。現在まで続く再改定版の「ラジオ体操第1」がラジオから流れ始めました。

すでに戦前の28(昭和3)年から第1から第3まで存在していたラジオ体操でしたが、戦争による中断を挟み、戦後すぐに改訂版がスタートしたものの、GHQから放送中止を通達されてしまいます。

その理由はGHQの最高司令官であるマッカーサー元帥が、集団で同じ体操をする日本人の姿を見て「軍国主義を助長する」と判断したと伝えられます。マッカーサー元帥が解任され、米国本土に帰国したのが4月16日で、そのわずか20日後にラジオ体操が復活したことを考えると、その説も妥当かも知れません。

現在もおなじみのラジオ体操第1は服部正さんの作曲。服部さんは数々の管弦楽曲をはじめ、バレエオペラの楽曲を発表されていますが、現在もおなじみの作品というなれば、意外や「♪キンカン塗ってまた塗って~」の歌詞で知られるキンカン(金冠堂)のCMソングかも知れません。

そのキンカンCMソングの作詞者である藤浦洸さんが、ラジオ体操の冒頭でおなじみ、「♪新しい朝が来た~」で始まる「ラジオ体操の歌」(作曲と歌唱は藤山一郎さん)の作詞者であるというのも奇縁ですね。夏休みの朝、ラジオ体操に出かけて蚊に刺され、キンカンを塗るというお約束のルーティンは必然なのかも知れません。 
 
 参照:NHK放送史 
 

文 / 高木圭介

 

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高木圭介(Keisuke Takagi)

フリーライター

1969年、神奈川県川崎市出身。学生時代はレスリング選手として活躍。93年に東京スポーツ新聞社に入社しプロレスや格闘技を中心に取材。社会、レジャー担当記者、デスクを経て2014年9月に退社。現在はフリーライター兼コラムニストとして活動中。主な著書は『ラテ欄で見る昭和』(マイウェイ出版)、『新日本プロレス50年物語 第2巻 平成繁栄期編』(ベースボール・マガジン社)など。

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