Produce by マイナビ介護職 マイナビ介護職

介護の未来ラボ -根を張って未来へ伸びる-

ニュース 今日は何の日?雑学 2022/05/07

#SONY#今日は何の日?#昭和21年#東京通信工業#東通工

【今日は何の日?】5月7日=東京通信工業(現・SONY)が設立(1946年) / 雑学ネタ帳

ウォークマン(SONY).jpg

 《画像はイメージです》

介護のみらいラボ編集部コメント

高齢者や同僚との話題が浮かばないときにすぐ使える、ウケる、会話が自然と広がる、雑学ネタや豆知識が盛りだくさん!コミュニケーションの活性化にお役立てください。

76年前の1946(昭和21)年。終戦から1か月後の45(昭和20)年9月、疎開先の長野・須坂より上京した井深大さんが、樋口晃さん太刀川正三郎さんら仲間とともに日本橋白木屋(のちの東急百貨店日本橋店)3階の狭い1室を仕事場に「東京通信研究所」の看板を掲げました。

当初は戦争中に「敵国の放送を聴けないように」と短波受信機能が切られたラジオの修理や、短波受信用のコンバーター(周波数変換器)などを開発し、その筋で話題となっていました。やがては終戦のゴタゴタで消息不明となっていた盛田昭夫さんも研究所に参加。木製のおひつにアルミ電極を貼り合わせた電気炊飯器などを開発したり、真空管電圧計が官庁に納入されるなど、失敗も成功も含みつつ、仕事は徐々に軌道に乗り始めたそうです。

そして翌46年5月7日、「東京通信工業株式会社(通称・東通工)」を正式に設立。テープレコーダーや小型トランジスタラジオの開発に心血を注いでいた55(昭和30)年より、「SONY」の名称が使われることになりました。

東通工の頭文字をとったアルファベット略称ならば、「TKK」や「TTK」が妥当なはずでしたが、TKKは東京急行電鉄が、TTKは東洋陶器(現・TOTO)がすでに使用しており、混乱を避ける意味で却下。

さまざまな候補名が浮かんでは消える中、略称ではなく、まったく新しいブランド名として、音を意味する「SOUND」や「SONIC」の語源となるラテン語の「SONUS(ソヌス)」と、小さいとか坊やという意味の「SONNY」をかけ合わせ、さらに「ソンニー」と読まれたり、「損」を想起させないために1文字だけ「N」を抜いた造語「SONY」に決定したそうです。

  
 参照:SONY公式HP「Sony History」
 

文 / 高木圭介

       

【日本全国電話・メール・WEB相談OK】介護職の無料転職サポートに申し込む

最新コラムなどをいち早くお届け!
公式LINEを友だちに追加する

お役立ち情報を配信中!
X(旧Twitter)公式アカウントをフォローする

介護職向けニュースを日々配信中!
公式Facebookをチェックする

SNSシェア

高木圭介(Keisuke Takagi)

フリーライター

1969年、神奈川県川崎市出身。学生時代はレスリング選手として活躍。93年に東京スポーツ新聞社に入社しプロレスや格闘技を中心に取材。社会、レジャー担当記者、デスクを経て2014年9月に退社。現在はフリーライター兼コラムニストとして活動中。主な著書は『ラテ欄で見る昭和』(マイウェイ出版)、『新日本プロレス50年物語 第2巻 平成繁栄期編』(ベースボール・マガジン社)など。

高木圭介の執筆・監修記事