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【今日は何の日?】5月9日=国鉄スワローズが球団初の7連勝!(1956年) / 雑学ネタ帳

《画像はイメージです》
66年前の1956(昭和31)年。プロ野球・セントラルリーグの国鉄スワローズ(現・東京ヤクルトスワローズ)が、この日の夜、後楽園球場で行われた読売ジャイアンツ戦に2-0で勝利し、球団初となる7連勝を飾りました。
巨人の先発は14年目のベテラン・別所毅彦投手で、対する国鉄は4年目の新鋭・大脇照夫投手が先発。互いに点が入らない中、7回に鵜飼勝美選手が右翼線への二塁打を放ち、代打・中村栄選手のバントで三塁へと進み、続く谷田比呂美選手、大久保英男選手が長打を放って2点を獲得。
国鉄は8回一死の場面で初四球を出した大脇投手に代わって、エースの金田正一投手を投入。二死満塁のピンチに追い込まれましたが、巨人の3番・岩本堯選手をショートゴロに打ち取りゲームセット。国鉄は50(昭和25)年の球団創立以来、初となる7連勝を飾ったのでした。7連勝と大いに勢いに乗りましたが、シーズン終了時の成績は4位でした...。
巨人の別所投手はこの日、記念すべき通算500回目の登板となるメモリアルデー。当時、500登板を記録したプロ投手は野口二郎(毎日大映オリオンズ時代)、若林忠志(大阪タイガース時代)、ヴィクトル・スタルヒン(大映スターズ時代)と、わずかに3名しかいませんでした。
3月21日にシーズン開幕して49日。この日の時点で別所投手の成績は「7勝4敗」です。投手の肩が「消耗品」という認識が広がり、登板間隔や投球数などにも制限をかけるのが当然である現在の感覚からすると、信じられないハイペースで登板していたことが分かりますね。
参照・昭和31年5月10日付の毎日新聞朝刊
文 / 高木圭介
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