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ニュース 今日は何の日?雑学 2022/06/03

#オーディション#今日は何の日?#東宝#東宝ニューフェイス#東宝争議

【今日は何の日?】6月3日=第1回・東宝ニューフェイスが開催 (1946年) / 雑学ネタ帳

映画コンテスト(イメージ).jpg

 《画像はイメージです》

介護のみらいラボ編集部コメント

高齢者や同僚との話題が浮かばないときにすぐ使える、ウケる、会話が自然と広がる、雑学ネタや豆知識が盛りだくさん!コミュニケーションの活性化にお役立てください。

76年前の1946(昭和21)年。映画会社の東宝が新人俳優の発掘を目的としてオーディション『東宝ニューフェイス』を初開催しました。

これに合格した俳優は、東宝に入社後、東宝演技研究所の研修を受け、東宝制作の映画や演劇に出演するというシステムです。

第1回の合格者は、のちに"世界のミフネ"と呼ばれることになる三船敏郎さんをはじめ、伊豆肇さん堺左千夫さん久我美子さん若山セツ子さん岸旗江さん、のちに三船さんと結婚する吉峰幸子さんらが合格しています。

みなさんそれぞれ、戦後間もない映画、演劇界で活躍することとなりますが、これには「戦後最大の労働争議」と称され、撮影所の接収に警察予備隊(自衛隊の前身)や米軍までもが出動した「東宝争議」が影響しています。争議の余波により、戦前からの人気俳優の多くが労働組合を離脱してしまったため、早急に俳優を補充しなければならないという裏事情もあったそうです。

さまざまな人材を輩出した東宝ニューフェイスは60(昭和35)年まで続き、翌61(昭和36)年からは「オール東宝ニュータレント」と名前を改めて、68(昭和43)年まで続きました。 

84(昭和59)年からは女性タレント発掘を目的とした『東宝シンデレラ』が不定期開催され続け、そのたびに話題となっていますが、今年からは男性タレント発掘を目的とした『TOHO NEW FACE』の復活開催が発表。11月に東宝シンデレラと同時開催される予定となっております。

 文 / 高木圭介

 

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高木圭介(Keisuke Takagi)

フリーライター

1969年、神奈川県川崎市出身。学生時代はレスリング選手として活躍。93年に東京スポーツ新聞社に入社しプロレスや格闘技を中心に取材。社会、レジャー担当記者、デスクを経て2014年9月に退社。現在はフリーライター兼コラムニストとして活動中。主な著書は『ラテ欄で見る昭和』(マイウェイ出版)、『新日本プロレス50年物語 第2巻 平成繁栄期編』(ベースボール・マガジン社)など。

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