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ニュース 今日は何の日?雑学 2022/06/12

#NETテレビ#バーゲン#今日は何の日?#大正テレビ寄席#大正製薬#東急文化会館#牧伸二

【今日は何の日?】6月12日=NETテレビ『大正テレビ寄席』が放送スタート (1963年) / 雑学ネタ帳

東京・東急文化会館(2003年撮影).jpg

 渋谷駅東口のランドマークだった東急文化会館(2003年撮影)

介護のみらいラボ編集部コメント

高齢者や同僚との話題が浮かばないときにすぐ使える、ウケる、会話が自然と広がる、雑学ネタや豆知識が盛りだくさん!コミュニケーションの活性化にお役立てください。

59年前の1963(昭和38)年。78(昭和53)年の放送終了まで日曜昼の風物詩であり続けた人気演芸番組『大正テレビ寄席』(NETテレビ=現・テレビ朝日)の放送がこの日からスタートしました。

大正製薬の一社提供。当初は水曜昼12時15分からの放送でしたが、10月13日放送回からは日曜昼正午にお引越ししています。司会はウクレレ漫談家の牧伸二さんで、牧さんだけでなく数多くの落語家、漫才師、コントグループなどがこの番組をきっかけに、テレビタレントとしても人気者に。この番組に出演することが人気タレントへの登竜門ともなっていました。

収録は毎回、渋谷駅東口の東急文化会館(現・渋谷ヒカリエ)地下階にある映画館・東急ジャーナル(のちの東急レックス⇒渋谷東急3)にて行われていました。~寄席と題しつつも、落語家が登場しても座布団での高座は滅多になく、ほとんどがスタンド式トークによる落語という点も斬新でした。

番組後半にはステテコに腹巻、ダボシャツ姿の牧さんによる「バーゲンだよ~」の掛け声とともに、さまざまな商品を競売にかける『マキシンのバーゲンセール』がスタート。前には「あゆみの箱」が置かれ、今でいうチャリティオークションなのですが、当時はまだ「オークション」という言葉が一般的ではなく、バーゲンと称されていた模様です。

記念すべき第1回放送で演芸コーナーに登場したのは三遊亭小金馬さん(現・三遊亭金扇)。よりにもよって同じく12時15分から放送が始まる裏番組『昼の演芸』(TBS)には、小金馬さんの師匠である三遊亭金馬さん(3代目)が出演していたという裏話もあります。 

文 / 高木圭介

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高木圭介(Keisuke Takagi)

フリーライター

1969年、神奈川県川崎市出身。学生時代はレスリング選手として活躍。93年に東京スポーツ新聞社に入社しプロレスや格闘技を中心に取材。社会、レジャー担当記者、デスクを経て2014年9月に退社。現在はフリーライター兼コラムニストとして活動中。主な著書は『ラテ欄で見る昭和』(マイウェイ出版)、『新日本プロレス50年物語 第2巻 平成繁栄期編』(ベースボール・マガジン社)など。

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