#イタリア映画#ガラスの部屋#ヒロシ#ペピーノ・ガリアルディ#今日は何の日?#昭和45年(1970年)の出来事
【今日は何の日?】6月13日=あれ?この曲は...~イタリア映画『ガラスの部屋』が日本公開 (1970年) / 雑学ネタ帳
《画像はイメージです》
52年前の1970(昭和45)年。前年にイタリアで公開された青春映画『ガラスの部屋』(セルジオ・カポーニャ監督)がこの日から日本公開されました。
60年代末のイタリアを舞台に、大学の学園紛争に明け暮れる男女3人の三角関係が描かれた秀作。当時の広告には「異常なまでに美しい この衝撃的な行為に明日の愛を問う!」なるコピーが踊っています。
主演のレイモンド・ブロック(のちにレイ・ブロックと改名=2017年に67歳で死去)の出世作ともなり、アイドル人気も高かったブロックは日本でも森永製菓のCMに出演したりしました。
さて、本題はここから。ペピーノ・ガリアルディが歌った同名主題歌は当時、日本国内でもオリコン14位に入るほどヒットし、ある一定の世代に限定すると、なかなか知名度の高い曲でありました。
ところが21世紀に入り、お笑い芸人のヒロシさんが、ポケットに手を突っ込みつつの上目遣い&九州弁で「ヒロシです......」から始まる自虐漫談を披露する際、ほぼ必ずこの曲をBGMとして使用していたことから、以降は「ヒロシのテーマ」として多くの人に認識されることに。6月10日に当欄でご紹介した金田たつえさんが歌う『花街の母』と由利徹さんの関係同様に、まったく予期せぬ形で曲が再認知されることになったのでした。
今、何の予備知識もなく、たまたま青春映画『ガラスの部屋』を観た人は、主題歌が流れ出した途端、「ヒロシです......」に脳内を支配されてしまうことでしょう。
文 / 高木圭介
SNSシェア
介護のみらいラボ編集部コメント
高齢者や同僚との話題が浮かばないときにすぐ使える、ウケる、会話が自然と広がる、雑学ネタや豆知識が盛りだくさん!コミュニケーションの活性化にお役立てください。