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ニュース 今日は何の日?雑学 2022/06/14

#今日は何の日?#勝どき橋#可動橋#昭和15年#隅田川#魔法使いサリー

【今日は何の日?】6月14日=東洋一の可動橋・勝どき橋が開通 (1940年) / 雑学ネタ帳

東京・勝どき橋.jpg

 勝どき橋(東京都中央区)

介護のみらいラボ編集部コメント

高齢者や同僚との話題が浮かばないときにすぐ使える、ウケる、会話が自然と広がる、雑学ネタや豆知識が盛りだくさん!コミュニケーションの活性化にお役立てください。

82年前の1940(昭和15)年。隅田川にかかり築地と月島を結ぶ、現存する数少ない可動橋・勝どき橋(東京都中央区)が竣工され開通しました。
 
1905(明治38)年、日露戦争の旅順陥落祝勝記念に「勝鬨の渡し」が設置された後、ほぼ同じ場所に橋の建設が決定。33(昭和8)年に着工して、この日に竣工しました。

中央部がパカッと開く、珍しい可動橋になったのは、当時、隅田川を運航する船舶が多く、3,000トン級船舶の運行を可能にすることを視野に入れていたことと、40(昭和15)年に皇紀2600年を記念して、月島で開催予定だった日本万国博覧会に向けた東京駅方面からのアクセス。そして日本の技術力を世界に示す目的もあったようです。

開通当初より「東洋一の可動橋」と謳われ、橋上には路面電車用の線路が敷かれ、実際に68(昭和43)年まで都電が運行していました。開通当時には1回につき、約20分もかかる開閉が1日に5回ほど行われていましたが、上流に佃大橋が開通した64(昭和39)年以降は、船舶運航が減少していたため、年に100回程度の開閉に激減。67(昭和42)年には、船舶運航用の最後の開閉が行われ、70(昭和45)年11月29日を最後に閉じたままとなっております。

初代ゴジラ(54年)を筆頭に、東京湾に現れる怪獣には壊されるのが常の勝どき橋ですが、特撮テレビ映画『ナショナルキッド』(60年・NETテレビ)の第3~4部オープニングでは、開いた状態の勝どき橋からナショナルキッドが飛んでくるカッコいい映像を使用。アニメ作品では『魔法使いサリー』の最終回(NETテレビ・68年12月30日放送)で、魔法の国へと帰ることになったサリーとカブが馬車に乗り、開いた勝どき橋をジャンプボードにして空へとのぼっていく幻想的な映像が見られます。

文 / 高木圭介

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高木圭介(Keisuke Takagi)

フリーライター

1969年、神奈川県川崎市出身。学生時代はレスリング選手として活躍。93年に東京スポーツ新聞社に入社しプロレスや格闘技を中心に取材。社会、レジャー担当記者、デスクを経て2014年9月に退社。現在はフリーライター兼コラムニストとして活動中。主な著書は『ラテ欄で見る昭和』(マイウェイ出版)、『新日本プロレス50年物語 第2巻 平成繁栄期編』(ベースボール・マガジン社)など。

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