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【今日は何の日?】6月23日=東京・錦糸町駅前にロッテ会館がオープン (1970年) / 雑学ネタ帳
現在のロッテシティ(JR錦糸町駅北口=東京・墨田区)
52年前の1970(昭和45)年。国鉄(現JR東日本)の錦糸町駅(東京都墨田区)の北口駅前にロッテ資本による娯楽の殿堂『ロッテ会館』がオープンしました。
昭和期に入り工場や企業が増え、地方から就職してきた多くの労働者が暮らすことになった城東地区では、彼ら彼女らのための娯楽施設、とくに隅田川を渡らずに気軽に行ける距離にある娯楽施設が必要とされていました。
そんな流れから、戦前の37(昭和12)年に南口に東宝系の運営による江東楽天地(のちに東京楽天地)が開業。戦後の62(昭和37)年には「駅ビル きんし町」(現・テルミナ)がオープンし、それに続く形で北口に完成したのが地上10階、地下1階の「ロッテ会館」でした。
「若ものたちのプレイスポット 錦糸町に誕生!」
「あなたに楽しさを! いまロッテが実現します」
「恋する二人が待っていた」
のコピーとともに、当時の新聞広告には「恋人たちの11(イレブン)フロア」として、その全容が紹介。地下1階はサウナとグランドパブ(ビッグL)、1階はレストラン(ジャンボ)と喫茶店(フルール)、2階は結婚式場と中華バイキング(桃林)、3階は宴会場、4~8階は72レーンもあるボウリング場(ロッテボウル)、9階は民謡ビアガーデン、10階はスカイラウンジ(V.I.P.)となっていました。
当時、大ブームだったボウリング場が中心に据えられ、またビアガーデンに民謡がついているあたり、時代の空気が繁栄されていますね。
そんなロッテ会館は老朽化のため2007(平成19)年6月30日に閉館。跡地には2010(平成22)年、同じくロッテ資本のロッテシティ、ロッテシティホテルが建てられました。
参照 : 昭和45年6月23日付の読売新聞広告
文 / 高木圭介
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介護のみらいラボ編集部コメント
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