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ニュース 今日は何の日?雑学 2022/06/24

#SW#スター・ウォーズ#今日は何の日?#宇宙からのメッセージ#惑星大戦争#昭和53年

【今日は何の日?】6月24日=映画『スターウォーズ』が満を持して日本公開 (1978年) / 雑学ネタ帳

宇宙空間(イメージ).jpg

 《画像はイメージです》

介護のみらいラボ編集部コメント

高齢者や同僚との話題が浮かばないときにすぐ使える、ウケる、会話が自然と広がる、雑学ネタや豆知識が盛りだくさん!コミュニケーションの活性化にお役立てください。

44年前の1978(昭和53)年。現在もアンソロジーの新シリーズやTVシリーズが作られ続けている映画『スター・ウォーズ』が日本公開されました。

まぎれもなくシリーズ第1作なのですが、1999年から「その前の世界」を描くエピソード1~3が公開され始めたため、現在では『エピソード4/新たなる希望』というタイトルで呼ばれています。

この年はスター・ウォーズ(以下SW)にインベーダーゲームと宇宙モノが大人気。とくにSWは米国公開(77年5月)から1年余が過ぎてからの日本公開とあり、前宣伝による噂がウワサを呼び、雑誌やテレビで予備知識を仕入れまくっていた子どもたちやSFマニアは、すっかり耳年増になっていました。

生き馬の目を抜くのが映画の世界。SWの本国での評判を聞きつけた東宝が、SWの邦題候補となっていたタイトルをそのまま拝借して『惑星大戦争』を前年暮れに公開すれば、負けじと東映もSW日本公開より一足早い4月29日に、ビック・モロー主演で『宇宙からのメッセージ』を公開しています。2作ともに、とても世界観や主要キャラクターが本家と酷似しているのはご愛嬌。とくに深作欣二さんが監督し、東映ヤクザ映画でおなじみの面々が脇を固めていた『宇宙からのメッセージ』は、「宇宙版・仁義なき戦い」などと呼ばれておりました。

SW公開を待ちきれず、先にこれら和製の亜流作品を観てしまったり、SWのキャラクターやメカをが王冠裏にプリントされたコカ・コーラなどの瓶飲料を買い集めるためにお小遣いを使い果たし、いざ本番の本家を観に行けなかった子どもたちも続出。1年余の前評判期間が長すぎて、いざ6月にはすでにSWに飽きてしまった子どももいました。

まだ家庭用ビデオがほぼ普及してなかったこの時代。映画公開で見逃してしまった人は、テレビでの放送を待つことになります。SWのテレビ初放映は何と5年後の83(昭和58)年10月。また待たされることになったのです...。この日本テレビ版の吹き替えでルーク・スカイウォーカーを演じたのは俳優の渡辺徹さん、レイア姫は大場久美子さん、ハン・ソロ役が松崎しげるさんだったことは今や伝説です。

日本初公開から44年。あの時、右往左往していた子どもたちも今や中年。SWがディズニーのコンテンツ(2012年にウォルト・ディズニー社がルーカスフィルムを買収)になったことに、不思議な気分を味わっていることでしょう。 

 文 / 高木圭介
 

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高木圭介(Keisuke Takagi)

フリーライター

1969年、神奈川県川崎市出身。学生時代はレスリング選手として活躍。93年に東京スポーツ新聞社に入社しプロレスや格闘技を中心に取材。社会、レジャー担当記者、デスクを経て2014年9月に退社。現在はフリーライター兼コラムニストとして活動中。主な著書は『ラテ欄で見る昭和』(マイウェイ出版)、『新日本プロレス50年物語 第2巻 平成繁栄期編』(ベースボール・マガジン社)など。

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